昨日国立病院に行き、元旦那の父親は悲しい宣告を医師から受けた。

耳鼻科の医師は言った。

「五年も前からシコリがあったのなら何故もっと早く受診しなかったんだね�

私も悪性リンパ腫を、しかもこの舌下腺に出来た物もたくさん手術してきた。

しかし、こんなにカチカチになって触っても動かないと言う腫瘍は内部の組織をかなり巻き込んでいて手術は危険で出来ないよ汗

申し訳ないが、緩和ケアでしか医療は手が出せない状況だ。

地域の緩和ケア病院にお願いして在宅でケアして貰うかだね」

私も思っていた。

最初の病院からの紹介状を見せて貰ったら、外頚動脈静脈も絡めて浸潤が見られると書いてあった。

血管への癌の湿潤があると血管が脆くなり、大出血を起こす事も考えられるし、食道に湿潤したら食べられなくなるし、気管支に湿潤したら呼吸困難になる。

だから頚部の癌は悪性で厄介だ。

リスキーであるし、最期が悲惨だ。

それが解るだけに、私は気の毒に思った。

地域の病院が見つかるまで彼の症状の緩和ケアをするには、と考えたら私がいつもお世話になっている漢方薬屋さんの顔が浮かんだ。

確か彼は癌の症状緩和もやっていた。

そう思って彼に電話したら来て下さいと快く答えてくれた。

夕方に続くsoon