休みなので、朝から桃太郎によってゴミ屋敷と化した部屋の片付けをしていた。
何だか桃太郎が受けた学校のテストやプリントがあちこちの隙間からいっぱい出て来た。
桃太郎よ、これを隠す為にいろんな物を渦高く積んでいたのか?!
いやいや、多分成り行きなんだろうな(笑)
ようやく床が広くなったと思ったら、お昼だったので、コーヒーを入れてピザを焼いた。
食べてたらテレビに新井満が出ていた。
彼はあの『千の風になって』を作詞作曲した方。
元々は電通の社員だったが、ひょんなパーティーでギターを弾いて歌ってたら、何故か見初められて化粧品会社のCM競争にテーマソングとして参戦させられたらしい。
その頃、資生堂は小椋桂で、カネボウは新井満って事になったんだって。
美しい女は
縛っちゃいけないよ~
って歌を覚えてるかな?
ワインカラーをテーマにしたカネボウの化粧品ソング。
これでデビューした新井満。
まぁ、元々電通の人だから、頭はいいんだろうけど、歌が上手くて変わり者だったみたいだね。
『千の風になって』は知り合いの方が亡くなられて、ご家族を慰める為に作った、元は作者不詳のアメリカの詩から端を発した作品なんだと話していた。
死ぬと言う事は再生なんだと歌いたかったのだそうだ。
非常に才能豊かな方だと思う。
小説『尋ね人の時間』では芥川賞も受賞された。
また、彼は母親をとても尊敬されておられた。
早くに父が亡くなり、母は女手一人で踏ん張って彼らを育ててくれたとの事。
彼女は助産婦として働き、何千人もの赤ちゃんを取り上げて来たと言う。
お産が始まるよ、となると母の小さな身体が大きく見えたもんだと新井満。
母親の名言があり、彼女はこう言ったらしい。
「赤ちゃんはどうして生まれて来るんだと思う?」
新井満は答えられなかった。すると、母は新井に言った。
「役割を果たす為にさ」
と。
何故だろう。私もそう思っている。
助産婦の新井満の母親。
看護師の私。
同じ、命を守る仕事に就いている者同士は、やはり同じ考え方なんだろうか?
人は生まれて来て、また死んで行く。
しかし、役割のない命は存在しない。
私はこの仕事を始めていつの間にか早25年目になる。
命の営みは神秘的で、実は地球上の同じ質量のエネルギーがあちらで生まれたり、こちらで消えたりを繰り返しているだけで、絶対的な地球上のエネルギーには全く変わりはないのだと私は思っている。
だから、私たちの命とは即ち地球上のエネルギーの一部分なんだと考えている。
生まれて来る際に神様から何らかの使命を受けて、赤ちゃんは真っ暗なトンネルから明るい場所、この世へと出て来る。
だからホントは、その時にもう私たちの使命は決まっているのだ。
新井満はずっと自分の使命はなんなんだろうと考えて来たらしい。
私は何となく使命みたいなモノがここ最近見えて来た。
皆さんは何らかのご自分の命の使命をもう感じているのだろうか?
新井満の話はなかなか素晴らしくて、母親を尊敬されているのがよく解り、感動した。
久しぶりに目頭が熱くなった。
さて、今からゴミ屋敷の掃除の後半に取り掛かろうかな。
何だか桃太郎が受けた学校のテストやプリントがあちこちの隙間からいっぱい出て来た。
桃太郎よ、これを隠す為にいろんな物を渦高く積んでいたのか?!
いやいや、多分成り行きなんだろうな(笑)
ようやく床が広くなったと思ったら、お昼だったので、コーヒーを入れてピザを焼いた。
食べてたらテレビに新井満が出ていた。
彼はあの『千の風になって』を作詞作曲した方。
元々は電通の社員だったが、ひょんなパーティーでギターを弾いて歌ってたら、何故か見初められて化粧品会社のCM競争にテーマソングとして参戦させられたらしい。
その頃、資生堂は小椋桂で、カネボウは新井満って事になったんだって。
美しい女は
縛っちゃいけないよ~
って歌を覚えてるかな?
ワインカラーをテーマにしたカネボウの化粧品ソング。
これでデビューした新井満。
まぁ、元々電通の人だから、頭はいいんだろうけど、歌が上手くて変わり者だったみたいだね。
『千の風になって』は知り合いの方が亡くなられて、ご家族を慰める為に作った、元は作者不詳のアメリカの詩から端を発した作品なんだと話していた。
死ぬと言う事は再生なんだと歌いたかったのだそうだ。
非常に才能豊かな方だと思う。
小説『尋ね人の時間』では芥川賞も受賞された。
また、彼は母親をとても尊敬されておられた。
早くに父が亡くなり、母は女手一人で踏ん張って彼らを育ててくれたとの事。
彼女は助産婦として働き、何千人もの赤ちゃんを取り上げて来たと言う。
お産が始まるよ、となると母の小さな身体が大きく見えたもんだと新井満。
母親の名言があり、彼女はこう言ったらしい。
「赤ちゃんはどうして生まれて来るんだと思う?」
新井満は答えられなかった。すると、母は新井に言った。
「役割を果たす為にさ」
と。
何故だろう。私もそう思っている。
助産婦の新井満の母親。
看護師の私。
同じ、命を守る仕事に就いている者同士は、やはり同じ考え方なんだろうか?
人は生まれて来て、また死んで行く。
しかし、役割のない命は存在しない。
私はこの仕事を始めていつの間にか早25年目になる。
命の営みは神秘的で、実は地球上の同じ質量のエネルギーがあちらで生まれたり、こちらで消えたりを繰り返しているだけで、絶対的な地球上のエネルギーには全く変わりはないのだと私は思っている。
だから、私たちの命とは即ち地球上のエネルギーの一部分なんだと考えている。
生まれて来る際に神様から何らかの使命を受けて、赤ちゃんは真っ暗なトンネルから明るい場所、この世へと出て来る。
だからホントは、その時にもう私たちの使命は決まっているのだ。
新井満はずっと自分の使命はなんなんだろうと考えて来たらしい。
私は何となく使命みたいなモノがここ最近見えて来た。
皆さんは何らかのご自分の命の使命をもう感じているのだろうか?
新井満の話はなかなか素晴らしくて、母親を尊敬されているのがよく解り、感動した。
久しぶりに目頭が熱くなった。
さて、今からゴミ屋敷の掃除の後半に取り掛かろうかな。