こんにちは、今年度に入って3回目のゼミです!今週のブログは山田と水野が担当します。
まず、英語ニュースは山田が担当します!
一つ目の記事は、アメリカのカリフォルニアで行われた音楽フェスCoachellaでの、ジャスティン・ビーバーのパフォーマンスへの賛否の声についての記事です。ミュージックビデオを流してそれに重ねて歌うという彼の斬新なパフォーマンスに、ノスタルジーな気持ちに浸るファンがいる一方で、非難の声も多く集まってしまいました。
一つ目の問いは「賞賛の声と非難の声に対して、みなさんはどのように感じますか。」というものでした。この問いには、「同じパフォーマンスに対して異なる意見が出るのは自然なことだ」という意見や「期待がとても高かったことを考えると、落胆の声が出るのも納得できる」という意見が出ました。
二つ目の問いは「SNS等で即座に拡散され、コメントが書かれる時代にアーティストが活動することのメリットデメリットは何だと思いますか。」というものでした。メリットについては、アーティストが自分の作品をすぐに発信できることや、世界中のファンと繋がることができることがあげられました。デメリットについては、否定的なコメントが素早く広範囲に広まり、アーティストにプレッシャーや精神的ダメージを与えることがあげられました。
最後の問いは「 SNS等の普及によって近況を知ることが可能になるなど、アーティストを身近に感じることが増えた現代において、ネットへ感想を書き込んだり、アーティストの活動を見たりする上で考えるべきことは何だと思いますか。」というものでした。この問いについては「コメントを書き込む前に、そのコメントが適切なものであるかや敬意をもったものであるかを考える必要がある」という意見や、「アーティストも私たちと同じ一人の心を持った人間であることを心に留めるべきだ」という意見が出ました。
次の記事は、現代のSNSが「怒り(outrage)」を中心に拡散される構造になっていることについての記事です。SNSのアルゴリズムはより多くの人の関心を引き、長く滞在させることを目的としているため、強い感情を伴う投稿、特に怒りや対立を含む内容を優先的に表示する傾向があり、本来であれば重要であるはずの冷静で建設的な議論よりも、過激で攻撃的な発言の方が広まりやすくなっています。
この記事に対しての一つ目の問いは「SNSは怒りや対立を広めることで、コミュニケーションを悪化させているのか?」という問いでした。これに対して、怒りや対立を広めることはコミュニケーションを悪化させている。という意見が多く出ました。その一方で、SNSでコミュニケーションが悪化するかどうかは結局は使用者次第である。という意見も出ました。
二つ目の問いは「有害な投稿を抑えるために政府はSNSを規制すべきか?それとも表現の自由を脅かすか?」SNSを規制すべきという人からは「SNSでは誤情報やヘイトスピーチなどの有害な投稿が広まりやすいため政府が一定のルールを設けて投稿を管理することで、人々を守ることができる」という意見が、規制すべきではないという人からは「利用者一人ひとりが責任を持ってSNSを利用することを促す必要がある」という意見が出ました。
SNSのアルゴリズムについて議論する中で、「おすすめに表示される内容を、怒りか幸福か利用者自身が選べたらよいのではないか」という意見が出たことが印象に残りました。利用者が自分の見たい情報の傾向を選択できる仕組みがあれば、過度に感情的な情報に触れる機会を減らし、より前向きで落ち着いたコミュニケーション環境をつくることにつながるのではないかと感じました。
続いて『池上彰の世界の見方 アメリカ2: 超大国の光と陰』第二章のディスカッションを水野が担当します。
第二章では主にアメリカの選挙制度、二大政党の政策や方針、二大政党制のメリット・デメリットについて述べられていました。ゼミ生の多くが、アメリカと日本では政治や選挙に対する意識や考え方には大きな違いがあると感じた、アメリカでの選挙におけるSNSのビッグデータの活用に驚いたという感想を抱いていました。アメリカでは有権者登録の際に支持政党を書かなければいけなかったり、戸別訪問があったりするなど、日本の選挙制度とは異なる要素がたくさんあることに驚いたという意見が多くありました。アメリカでは国民の政治に対する意識が高く、日常的に政治的な話題について議論することは多いけど、日本では選挙に行ったか行っていないか程度の話題に留まり、どの政党や候補者を支持しているのかを明かしてはいけないという暗黙の了解があると感じるという感想もありました。二大政党制についても多様な意見が挙がりました。メリットとして、二大政党制は民主主義を加速させるのではないかという意見がありました。競争が激しくなるため、国民の声に耳を傾け、民意を強く反映する政策を試行錯誤するようになるからという理由でした。また、二大政党制は二者択一であることから、有権者にとっては政治的な理解が深まりやすいというメリットがあるという意見もありました。一方デメリットとしては、二大政党制であると、どちらかを選ばないといけないため、共和党と民主党それぞれに賛成できる点もある場合、どこで折り合いをつけるべきか考えるのが難しいのではという意見もありました。また、二大政党制は政権争いの中で支持を得るために、他方を陥れるために過激な主張や差別的な言説を強めるという懸念もあるという意見も挙げられました。二大政党制にはメリットもありデメリットもあるため、日本が二大政党制にすべきか否かについて直ちに結論を出すことは難しいと考えました。
来週もがんばりましょ〜〜!