先週彼氏と食事をした。
銀座のイタリアン。
ここのイタリアンは彼氏とよく来るお店の一つ。
彼氏は優しく笑っていつもわたしの話を聞いてくれる。
その日は3連休の旅行の打合せ。
2人で旅行に行くのはそう言えば初めて。
もう一人の40後半の彼とは何度か旅行に行った。
温泉にハワイ。
懐かしいな。
そういえば今回行く彼氏との旅行も
場所は微妙に違うけど同じ県の温泉で。
わたしがここに行きたいと言ったのがきっかけでここに決まった。
そういえばと、
彼氏が切り出した。
「レイコさんとはどこで知り合ったの??」
レイコさんというのはわたしの年上の友達で
アパレル関係の会社を経営する40代の素敵な女性だ。
そのレイコさんと旦那さんの歩さんとは
最近彼氏も含めて食事をするくらい仲がよくて。
その前の週末に4人で食事をしたばかりだ。
「去年の夏にね、友達のクルーザーでのクルージングで知り合ったの」
と答えると
「友達ってどの友達??この前のパーティーに来てた??」
「クルーザーの持ち主は来てはいなかったけど
誘ってくれたのは橋本さんよ。
橋本さんに誘われて、一緒に参加したの。」
橋本さんとはもう一人の40代の彼氏のことである。
実は最近友達のパーティーや食事会に彼氏と同伴で参加しているけど
そのパーティーにはもう一人の彼氏も共通の友達がいるので参加している。
つまりパーティーに彼氏ともう一人の彼氏がいる状態なのだ。
彼がまた聞いてきた。
「そういえば、橋本さんとはどういう知り合いなの?」
「橋本さんはね、元カレの友達なの。
まぁもっとも年が離れていたから
彼氏というよりは『保護者』みたいだったかな。
今は橋本さんが元カレの後をついで、保護者役を引き受けて
色々お世話を焼いてくれてる感じかな」
「ああっ!!だから俺、橋本さんすごくやりにくいんだ」
どういうこと????
社交的で誰とでも分け隔てなく仲良くできる彼氏。
そしてそれは橋本さんも同じ。
そこが2人の共通点だと思っていたのに
やりにくいってどういうこと?
「たぶん、桃(わたし)はそうじゃなくても
橋本さんは桃に少なくとも恋愛感情を持ってると思うよ。
保護者役だとかいっても
男は興味ない女の子の保護者なんてしないからね。
桃のことを恋愛対象として可愛がってると思うよ。」
・・・・・・・・
・・・・・・・・・一瞬、二の句が継げないとはこういうことだと思った。
パーティーではわたしと橋本さんの関係を知っているのは自分たち2人だけ。
パーティーでは橋本さんはいつもの穏やかな笑顔で
接してきて
彼氏とも談笑しているかのようだったけど
彼氏がやりにくいと思ったのは驚きだった。
人は思うほどおめでたい生き物じゃない。
そしてバカではない。
人間の本能的な勘は時に想像を超える。
橋本さんが意図的に彼に刺があるようなことを言うとは思えないから
恐らく無意識に
彼氏に対する嫉妬やわたしに対する不満が出てしまったんだろう。
それを彼が感じ取って
やりにくい
とか
苦手意識が芽生えたのかもしれない。
笑顔は内に秘めた感情を隠すけど
隠しきれない想いや嘘ってあるよね。