学校から指定された登校班での

集団登校が2週間で終了したあと、

ご近所の1年生5人で一緒に

登校することになりました。

3日目までは私も小学校まで

付き添いましたが、

小学生で大混雑の道を

ベビーカーに息子を乗せて

同伴させるのはなかなか大変で…

(夫は先に出勤するので、息子も

連れていくしかない)。

腰の負担を減らすためにも

集合場所で見送らせていただき、

他の4人のお子さんの保護者の方は

その後も学校までの付き添いを

継続されていました。

最初から娘は一人で登校したいと

言っていて、この場合の「一人」

というのは親はいなくていいから、

お友だちとは一緒に登校したい、

という意味です。

そのため、私が付き添いしないことは

歓迎しているくらいで、順調に

登校に慣れていっている様子でした。

 

しかし、ゴールデンウィーク明けに

問題が起こります。

通学途中で娘が動かなくなりましたガーン

 

ゴールデンウィーク明けといったら

そろそろ保護者の付き添いが

減ってくる時期かと思いますが、

他の保護者の方に教えていただき

状況を知ることができました不安

(娘からの自発的な報告はなし)

娘が進まないものだから、

一緒に通うお子さんまでいつもより

学校への到着が遅れてしまいました。

 

帰宅してから、娘とお話しました。

うまく言葉にはできていませんでしたが、

学校に遅れることが不安で、

うまく体が動かなくなってしまった

みたいです。なんだか矛盾しているようにも

感じましたが、思い通りにいかなくて

モヤモヤしているのはわかりました。

「お友だちと一緒に通いたいなら、

ちゃんと歩かないとダメだよ」

と繰り返し伝え、翌日とさらに翌日は

私(と息子)も学校まで付き添いました。

普通の速さで歩けているし、

もう大丈夫かな、

と思ったら甘かった(笑)。

週明け、今度は

一人で勝手に猛スピードで進んでしまい

他の子が走って追いかける事態に。

あとで他の子と保護者の方に

前回にも増して謝り倒しました泣き笑い

通学路は狭いし混雑しているので

走るのは厳禁です。

帰宅してからまたお話です。

よくよく娘に聞いてみると、

「準備している間に朝の会が始まっちゃう」

とのことあんぐり

娘の通う小学校では、8時15分に

登校するように指導されています。

全学年きっちり、8時15分を目指して

登校しています。当然、昇降口は大混雑。

8時10分に先生がドアを開けてくださる

ので、それまでは早く着いた子どもたちは

外で待っています。時間になると、

先生が子どもたちを10人くらいずつ

遮りながら通してくださるので、

先頭の子から列の終わりの子まで、

だいたいの流れが切れるまで、

約5分かかっていました(校門から観察)。

それで朝の会が始まるのが8時25分です。

朝のお仕度を5分程度で

完了しなければなりません。

家で朝のお仕度を再現してもらうと、

5分もかかっていなかったのですが、

きっとお喋りとかしていたら

時間がかかるんでしょうね泣き笑い

そこは慣れでしょう。

「みんなと一緒に行きたいなら、

みんなと同じくらいの速さで歩くこと」

を約束しました。

翌日だけ付き添いして、

その後は平穏に登校しています。

 

子どもが希望するかしないかに

関係なく、いざ問題が起きたときに

サポートするには付き添いをしたほうが

よいのは分かっています。ただ、

私の腰の状態が悪化していて、特に朝は

動きが悪いので痛みも強くなりがちで、

手ぶらでなら歩けても

息子を連れていくとなると

負担が一気に増してしまいます。

夫は育休復帰以降も私や子どもたちの

体調不良時には仕事の休暇を取って

対応してくれていますし、

本人の入院でまとまってお休みした

のもあって、これ以上

お休みしたり出勤を遅らせるのは

厳しそう…。

登校に付き添うなら私の役目です。

 

そもそも、5月にもなって

子どもが希望してもいないのに

保護者が付き添って登校するのは

どうなの??と思っています

(本人が希望すればもちろん行く)。

一緒に登校しようと決めていて、

歩くペースを乱してしまったのは

完全に娘が悪いわけですが、

1人ペースが速い子がいれば

「もっとゆっくり歩いて」と

言えばいいし、

ペースが遅い子がいれば

「もっとはやく歩いて」と

言えばいいし、

逆に娘が速く歩きたいなら

他の子に「もっとはやく歩いて」

と言えばいいんです。

娘が一人ゆっくり歩いて遅刻したら、

それでもっとはやく歩かなきゃと

学べばいいし。

他の子の保護者の方に助けていただいている

お前が言うなっていうお話ではあるの

ですが、みんなもう子どもたちだけで

登校できる状態だと思います。あとは、

未然にトラブルを回避したい、

という親の不安から、登校の付き添いが

やめられなくなっているのではないかと…。

ちなみに、建前では安全面が心配だから、

ということで付き添いされていますが、

横断歩道では学校が手配した

交通指導員さんが旗を持って

立ってくださっていて、

小学校手前の一番混雑する横断歩道では

警察官が交通整理してくださっています。

横幅は狭いものの歩道は整備されています。

車が突っ込んできたら、保護者が

そばにいたところで、

子どもを守り切るのは難しいかな、

とも思います。

 

子どもが未就学の時とは

悩みが変わるものです。