今日は、

 

「バイリンガル・マルチリンガル育児でやって良かった事」について

 

お話しますね。

 

 

まず、堂々の第一位は、

 

① 早い時期にOPOL (One Person One Language)コンセプトを取り入れた。

 

ことです。

 

 

みなさん、OPOLってご存知ですか❓

 

これは、バイリンガル・マルチリンガル育児をしているご家庭では、よく知られた用語なんです。

 

OPOL = One Person One Language

 

日本語に訳すると、「1人1言語」ということになります。

 

このアプローチは、両親が家庭でバイリンガルの子供を育てようとするときに、採用されている一般的な方法です。 

 

OPOLメソッド では、各親は出来るだけ、

2つの言語の1つだけを子供に話します。

 

たとえば、

子供の母親は日本語だけで子供に話しかけ、

父親はドイツ語のみで子供に話しかける、という方法です。

 

 

我が家は、

主人がドイツ語、私が日本語を母語とする

バイリンガル家族です。

 

しかし、家庭内で、

主人と私の間は、ほぼ、英語で会話をしています。

 

 

そのような環境で、

主人と私が、一致した意見としては、

 

「息子に、両方の言語を習得して欲しい」

ということでした。

 

 

なので、

「私は息子に日本語で話しかける。

主人と息子はドイツ語で話す。」

 

という方法をとりました。

 

 

この方法を取り入れる際に、

成功の確率の上がるポイントは、

 

「子供が小さい時期に取り入れること」

 

子供って、大体4歳位までは、

自分のいる環境を抵抗なく、受け入れる力が高いです。

また、周りの社会環境全体を把握できていないので、

ドイツ語社会にいて、ママだけが日本語を喋っていても、

「いやだ、おかしい」などという、

感情を抱きにくいんです。

 

 

なので、この時期に、

「ママとは日本語を話すのが普通」

「パパyとはドイツ語を話すのが普通」

という環境を作っておくと、

将来的に「言語スイッチ」が自動的に働くようになります。

 

 

ご家庭で、「おうち英語」をなさっている、英語が流暢な方へ。

 

日本に住んでいると、

「お母さんは英語だけ」というのは難しいかもしれませんが、

可能な限り、英語で話しかけて、

「ママと英語で話すのが普通」

という環境を作ってあげるのを、

おススメします。

 

 

ご家庭で、「おうち英語」をなさっているが、

パパ・ママは、英語が苦手な方へ。

 

この場合は、お子様と一緒に、英語を学んだり、

パパ・ママが英語を学んでいる姿を、

お子様に見せてあげることで、

「英語が身近な環境」を作ってあげることをおすすめします。