今日は。
今、ウクライナで起こっている戦争について、
少しだけ書いてみようと思います。
ヨーロッパに住んでいると、
ウクライナは、
すごく近くの国のように感じます。
ここイタリアで、
日々の生活をしていても、
すぐ近くの国では、怯えて暮らしている人々がいることを思い、
どこかで、後ろめたさを感じています。
ヨーロッパには、
たくさんの移民・難民の方がいるので、
世界情勢を結構肌で感じることが多いです。
今回、不意に、イタリアに来たばかりの頃に出会った、
シリア難民の方のことを思い出しました。
お互いに片言のイタリア語で、
「どこから来たのか」
「何をしているのか」など、
日常会話を楽しんでいたのですが、
一つわからない単語があったんです。
それは、la guerra という単語。
イタリアに来たばかりの時期だったので、
私は日常会話に使う単語を覚えるので必死。
でも、この単語は知りませんでした。
それで、一体どういう意味か、と聞いてみると、
「戦争」という意味でした。
私にとっての基礎単語にはない、言葉。
彼にとっては、日常の、基礎単語。
同じ地域に住んでいるのに、
こんなにも異なる日常・人生を歩んでいるのだな、
と考えさせられた出来事でした。
日々、身に有り余る生活をさせていただいていることに、
感謝をしつつ、
現在の国際情勢の中、
一個人として、できる限りのことを行なっていきたい、
と考えています。