こんにちは!
『4ヶ国語習得した Momoメソッド 英語コーチ』のももです。
みなさん、OPOLってご存知ですか❓
これは、バイリンガル・マルチリンガル育児をしているご家庭では、よく知られた用語なんです。
OPOL = One Person One Language
日本語に訳すると、「1人1言語」ということになります。
このアプローチは、両親が家庭でバイリンガルの子供を育てようとするときに、採用されている一般的な方法です。
OPOLメソッド では、各親は常に2つの言語の1つだけを子供に話します。たとえば、子供の母親は日本語だけで子供に話しかけ、父親はドイツ語のみで子供に話しかける、という方法です。
我が家では、主人と私の間で、息子の言語教育についての意見が一致していたので、息子が産まれた時から、この方法を採用しました。
なので、私は息子には日本語で、主人は息子にドイツ語で話しをしています。
そして、家族3人で話す時は、基本的には、ドイツ語か、英語にしています。
我が家のように、ちょっと特殊な状況で、第3カ国(両親にとっても外国、要するに我が家にとってはイタリア)に住んでいる場合、息子は、家庭外でイタリア語を習得することになります。
今特に私が気をつけないといけないことは、
「できるだけ、息子には日本語だけで話しかける事。」
もちろん、ドイツ語や英語で話しかけてもいいのですが、そうすると、息子は、
「あ、ママともドイツ語で喋って大丈夫なんだ!」
と思ってしまいます。
現在私たちが住んでいる環境で、彼と日本語を話すのは、母である、わたし、のみ。
他には誰もいません。
なので、唯一の日本語情報源である私は、彼と日本語を話すことを死守しなくてはなりません。
だから、私が、密かに採っている方法は、
1 主人と3人でいる時も、息子に日本語で話しかけ、「あ、お父さんに今私がいったことを、説明してくれる?」と通訳を頼む。
2 息子がドイツ語で私に話しをしてきたら、時々、「あ、今言ったドイツ語、ママ、わからなかったなぁ。 日本語でなんていうか、教えてくれる?」と、日本語で言い直させる。
などしています。
いつの日か、ドイツへ戻った際には、きっと、彼の語学能力は、もっとドイツ語の影響力を受けることになるでしょう。
その時に、いかに私が踏ん張って、また、彼により多くの「日本語環境」を提供してあげられるか。
これが、すべて、私に掛かっています。
責任重大です。
が、いろんな方の文献を読みながら、また、信頼の置ける方の発信を見せていただきながら、肩の力を抜きつつ、細く長く、マルチリンガル育児を続けていきたいな、と思っています。
多分、日本で「おうち英語」実行している皆さんは、
私と同じように感じているんだろうなぁと、想像しています。
なんだか、たまーーーに、子供の将来が自分の肩に掛かっている気がしますよね。
時には力を抜きつつ、必要な助けは借りつつ、頑張っていきましょう!