襲ってきた更年期障害③はコチラ

ダイホルモン・デポーのホルモン補填注射を打ったその日、いつも行く温泉に浸かりながら

『神様お願い。私の身体を元に戻して』

何度も何度も呟いた。

その夜は処方された睡眠薬1錠を半分に割って服用して就寝。
久々に眠れた。両二の腕が熱くなることもなかった。

朝起きると心なしか激しい動悸も良くなっている。

これが注射後2日目からは睡眠薬も不要になり、動悸も治った。
自分でもびっくり‼️

ってことは…やっぱり更年期ってことか。
ん、血液検査の結果も待たねばならない。

身体はお帰りなさい私。やっと戻ってきてくれたね、だった。

それにしてもホルモン注射凄い威力!!

そして、血液検査結果を聞きに行った。

結果表を見たらもう明らかに私は更年期障害でした。
要するに閉経したのね。子宮ないからわかんなかった。

1年半前に調べた時はまだ残っていた右側卵巣ちゃんは必死に頑張って排卵していてくれていたのに、もう力尽きちゃったんだ。

分かった瞬間に右お腹を撫でました。  

ありがとう。何十年もの歳月の間、ありがとう。

一旦右側卵巣も子宮全摘出の手術の際に内膜症あってレーザーで焼いていたから。
(術後、右卵巣経過観察していたら1年半後左卵巣嚢腫になってしまって左卵巣を摘出したのでした)

さて、今後この辛い更年期障害とどう向き合うか。
先生から治療方針についていくつか説明を前回診察時に受けていて考えてくるように言われてました。

1.プラセンタ注射…最初のうちは3日おきに注射、その後7日おき、14日おき、21日おきと間隔は空く。
肌のアンチエイジングにも絶大な効果を発揮。
ただ通う頻度が高い。

2.ホルモン補充療法…経口タイプ、貼付タイプ、塗布タイプ
経口タイプは肝臓に取り込まれるので定期的に肝機能検査が必要とのこと。また長年の服用で血栓症リスクが高まる可能性もある。

私が注射したダイホルモン・デポーは即刻性抜群だけど21日〜28日おきに注射。男性ホルモンが入っているので継続する事で声が野太くなるとのこと。

病院遠いし、いつも大混雑だし、孫育児しながらプラセンタ注射に頻繁に通うことは不可能。

貼るタイプより経口タイプの方が効き目ありそうだし、兎にも角にももうあんなに酷いことにはなりたくないので経口タイプを選択しました。

ダイホルモンも声野太くなるのは避けたいし。

私は子宮が既に無いのでプレマリン錠という薬だけでいいって。

また、漢方も更年期障害にはよく使われるから併用するのもいいとの事。
通っている婦人科には漢方外来もあるので診察してもらいました。

漢方は優しいから更年期にはピッタリと思ったからです。

色々な問診があり結果、
加味帰脾湯(カミキヒトウ)という漢方を処方されました。
緩やかに効いてくるはず。。。と信じて。

病院の帰り道、迎えに来てくれた夫から

『本当に出家したんだな』って。

精一杯の励ましだったみたい。

よかった、よかった、解決してって言ってました。

私ももちろん泣きたいくらいそう思ったけど、
なぜか幼い私をおんぶする母の姿を想像した。

お母さん…なんだかありがとう。女の子として生まれ、子宮外妊娠やら子宮や卵巣も摘出したのに40代後半まで排卵機能させる身体だったよ。

と…まだこの話は続きます。安堵も束の間。