先日、突然思い立って、山に登ってみた。
私はこれまで山に登ったことがなかったし、
山をなめてかかると、痛い目を見ることだけは十分知っていた。
>危機意識だけはバッチリ
そのため、超初心者向け、登って降りて1時間半以内、という山に行った。
***
初心者向けの山、というだけあって、
子どもたちが楽しそうに登っている。
ヒールのあるブーツで登ってる女子もいる。
なぜですか?なぜ、みなさん、そんなに山慣れしてるのですか?
私だって義務教育、受けたのに・・!
>義務教育を何だと
***
景色はちらっと確認するにとどめて、
1秒でも早く山頂に着くために、肘をしっかり振って前に進んだ。
無事、山頂に到着し、
急いで引き返した。
>え
何だか楽しみ方が間違ってる気もするけど、
「山をなめてはいけない」という気持ちが人一倍強かった。
***
降りる時、私の前には、見るからに強そうな外国人3人がいた。
彼らは、ものすごく体力がありそうだったし、その日肌寒かったのに半袖だった。
彼らの降りる速さはすごかった。なんだったら時々走っていた。
私は、彼らに必死でついていく中で思った。
「これは・・
『高速道路の運転中、バスの後ろにいたら楽』理論・・!!」
まさにそれだった。
他の方達の邪魔にならないように、人を避けつつ速く降りるのは、なかなか難しい。
でも、彼らはためらうことなくぴゅんぴゅんと人を抜かしていく。
私はそれについていけば苦労せずに進むことができた。
とてもいい位置につけた!と思っていた。
しかし、私は全く景色を楽しまず、写真を撮ったりもしなかったので、
気づいたら彼らを追い越してしまっていた。
***
あっという間に登山終了して、
翌日、本当に久しぶりにめちゃくちゃ筋肉痛になりました。
まじで山をなめてはいけない。