うまいこといかなかった、というオチを先に書いてしまった前回の日記。
本日は続きです。
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並ばずに入れるお店を選び、Fさんが注文したメニューは、
抹茶クリームあんみつと、ホットコーヒー。(かわいい)
一方私が頼んだのは、
「天然鮪とアボカドのとろろどんぶりセット」
>まさかのしっかりとした食事
なんだか間違ってる感じは否めないが、私には作戦があったためやむを得ない。
>アボカドそんな好きじゃない
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Fさんがクリームあんみつを食べるスピードを見ながら、会話も楽しみつつ、私はどんぶりをたいらげた。
そして、Fさんのクリームあんみつがなくなるのをしっかりと確認した上で言った。
「そろそろ出ましょう!!」
Fさんは言った。
「あ・・コーヒー・・飲むの待ってもらっても・・笑」
Fさんのコーヒーは1ミリも減っていなかった。
あのネットの情報め!!!飲むスピードのことなんて書いてなかったじゃないか!!!
>責任転嫁も甚だしい
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失敗その②お買い物
お茶するだけのはずだったけど、少し調子にのって、一緒にサンリオショップに行きたい、と言った。
今日の「思い出の品」として何か買えたらいいな、と思ったのだ。
サンリオショップに入ると、文字パーツをひとつひとつ選び完成させる、ネームプレートが売っていた。
(こういう感じ)
これはいい!と思った。
私は「たぬき、で作りたいです!」と言い、文字パーツをひとつひとつ選んだ。
しかし、「たぬき」という文字パーツは全てが青色だった。
青色は好きではない。
Fさん「たぬきだと青色になってしまいますねぇ」
周囲で私たちの会話を聞いている人たちは思っただろう。
「あれ・・?あの人たち、ドラえもん・・作ってる・・?」と。
>思うかよ
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「たぬき」ではかわいいネームプレートを作れない。
私「たぬきじゃダメだ・・。
>日常で絶対に使わないセリフ
・・あ!!!待って!!Fさん!!!!みて!!見てこれ!!!!!!」
大興奮で、Fさんにパーツを取りつつ見せた。
私「ねぇ!!見て!!!
ほら!!!!これならかわいい!!
かに!かにならピンクだ!!!私、かにで作る!!!」
とちくるってるだろ。
何を思ったか、「かに」というネームプレートを作ろうとする私。
Fさん絶対に「こいつやばい」と思っただろうに。優しく問いかけてくれた。
「先生。それは何に使うんですか?」
「ほら!!!ポーチ!ポーチのファスナーのところとか!!」
一体何の思い出で「かに」のネームプレート作るバカがいるんだよ、と今ならわかる。
ポーチに「かに」と書いたネームプレートつけてるやつがいたら、絶対にやばい。
しかし、もう舞いあがっちゃってる私は、なんとしても思い出の品を買わなければならない、という謎の使命感にかられて、「かに」のネームプレートを作ろうとしている。
Fさん「本当に使いますか?」
私「・・・。」
Fさん「・・・。」
私「・・・使わない。」
Fさん、本当にありがとう。
私、危うく「かに」に改名するところだったよ。
>そっちに合わせるんかい
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この後、Fさんと仲良く歩いておうちまで帰った。
Fさんは、別れ間際、私に、
おまんじゅう5個握らせてくれた。
>何よりもあんこが好き(※あんこを私に教えたのはFさんという日記)
Fさんは、最後まで完璧だった。
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初めてのお茶というビッグイベントを終えた私は、
その翌週、カリスマNさんに誘ってもらい、Fさんと3人でおしゃれイタリアンのお店に行った。
そこで、女友だちと遊ぶということはそんなに難しいことじゃないんだよ、と教えてもらった。
「なるほど、そうか。」と思ったぴぽたぬきは、
その翌週、Fさんと一緒にNさんの実家に行き、Nさんのお母さんに挨拶をして、Nさんが生まれ育った街を観光したのだった。
>距離のつめ方いかれてるだろ
現状、お外に出ることはまだまだハードル高いし、不慣れなもので色々と不手際ありますけど、
今後も遊んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします!