大河ドラマ『いだてん』



観ていますか?



視聴率では苦戦していますが…



私は、始まる前から脚本が宮藤官九郎さんで朝ドラ『あまちゃん』のプロデューサーとタッグを組むということで楽しみ&期待していました



宮藤官九郎さんの脚本は伏線が何本も巡らせていて何ヶ月後に



「あ〜〜〜ひらめき電球



となるわけです。


 
昨日の放送は関東大震災が描かれたんですが…



胸が締め付けられ涙無くして観られませんでした。



行方不明になっている奥さん(シマちゃん)を乳飲み子をおんぶしながら探す旦那さん



絶望感と後悔の思いを抱えて今にもガラガラと心が壊れてしまいそうな中一縷の望みをを捨てないで踏ん張る姿



絶望と深い悲しみの中で生きていた喜びを声に出し喜んで奮い立たせる姿



苦しみと悲しみと絶望の中
喜びを声に出し喜び
気持ちを奮い立たせ復興させたんだな…



と胸が熱くなりました。



今回の関東大震災のエピソードでひとつ点と点が繋がりました。



現代版の古今亭志ん生の弟子の五りん(神木隆之介)です。



五りんは、登場したときからちょっと謎な人物で一体何者なんだと気になる人物でした。



私は、なんとなくぼんやりと
金栗四三のことが気になる感じだったし
足袋屋の辛さんと繋がっているのかな〜と思っていました。



師匠の創作落語で関東大震災の話しをしている時に袖でなんとも言えない表情で目を逸らさず瞬きもせず見る五りんの姿は印象的でした。



最後に五りんが「祖母が関東大震災で被災した」と言って形見の写真を出した時



「五りんはシマちゃんの孫だったんだ」



「シマちゃんは………ショボーン



一縷の望みが叶わなかったのも分かりました。







金栗四三のパートもラストスパートです。



関東大震災の悲しみと絶望を乗り越え田端政次のパートはどのようにバトンを繋げるのか楽しみにしています。