パナソニック　ドラム式洗濯機　NA-VX7200L　メカケース交換

多分、購入から１１年目か１２年目に突入したパナソニックの斜めドラム式洗濯機です。

脱水時に轟音がするとの妻の話でしたが、最近いつもうるさいのであまり気にしていなかったですが、確かにちょっとうるさいかなぁ？と思いました。

そうこうしているうちに洗濯物を入れなくてもスタート時の洗濯量測定で、洗剤量が0.9になってしまっていることに気づきました。通常、何も入れないと洗剤量は0.6になる筈です。

一応下を開けて脱水時のダンパーの動きをみましたが、あまり問題なさそうでした。モーターも壊れた話はあまり無いので、原因はほぼベアリングですね。。。ついにメカケース交換の時期が来てしまいました。メカケース交換は以前調べたことがあるけど、かな～り面倒な感じなので、出来ればしたくなかったんですが、本体は高すぎて買い替える覚悟がないので、メカケース交換するしかないですね。。。

ちなみにダンパーは２本ですが、トキコのショックアブソーバーを使っていました。車の足みたいなものなので、なかなか簡単にはヘタらないのではないでしょうか？ビルシュタインとかに換えたら面白いのかな？

メカケースはネットで購入しました。説明書付きでした。

説明書によると、扉や全面パネルを開けて、さらに脱水受けカバーを抜いて、さらに洗濯槽のドラムまで抜く大規模な分解をする手順で書いてあります。ネットで別の型番のドラム式でメカケースの交換をしている人の情報を見てもこの手順でやっている人が多いですが、構造を考えると、そこまでしなくても背面からメカケースだけを引っこ抜いて入れ替えれそうな気がしましたので、前面は開けずに、背面からメカケース交換のみをすることにしました。今のところシャワーは出ているので、前面を開けてついでに掃除するのはまだ変えていないパッキンを購入してから次回やろうと思います。

とりあえず背面を開けたところ。メカケースのボルトにアクセスするために、もろもろ外します。

ネジは外した順に小分けしないと、どこがどれだか分からなくなりますね。

乾燥用ファンも邪魔なのでネジ４本で外します。

配線外すのは面倒なので、ケーブルついたまま裏返して本体の上に寝かせました。

全てのボルトにほぼアクセスできるようになったところ

ドラムの内側の６つのボルトをインパクトドライバーで外しました。

裏側でメカケースを固定している１５本のボルトを外して、数本は緩めて付けてある状態のまま、メカケースを横に振ったり縦に振ってみたところ、音もなく外れたのが分かり一安心しました

ここでドラムとメカケースが錆やミネラルで固着していると、パンタグラフとかバールでゴリゴリやる必要があるとの情報もあったので、正直ビビっていましたが、拍子抜けでした。

ウチではほぼ毎回乾燥まで使っているのが良かったのかもしれないですね。

メカケースが外れたところ

ドラムの軸には多少錆がありますが、そこそこでした。一応白い部分はメカケース側のパッキンが接する感じだと思うのでキレイに拭いておきました。

古いメカケース

軸部分　思ったより腐食していなかったです。

新しいメカケースに交換

背面から上下２本くらいのネジを締めながら、メカケースの軸がドラムの軸の溝にハマる感じを気にしながら背面のボルトを締めていき、プーリーを回してドラムの内側のネジ穴が合う位置を目視し、ドラム側の６本のボルトも締めていきます。ボルトを全部締めていくとドラムがちゃんと軸に取り付けられて洗濯槽から浮くので、音もなくきれいに回るようになりました。交換前は手で回すとゴーーっていう音がしてましたが、この時点で無くなっているのが分かりました。