中村勘太郎さん主演映画「禅」観て来ました![]()
いつもに増して文章が支離滅裂で判りにくい書き方をしていると思います。
そしてネタバレ気味なので、これからご覧になる方、知りたくない方は避けて下さると嬉しいです。
また、宗教にもこの時代にも詳しくないので勝手な事を書いてしまっていると思います。すみません。
※以下ネタバレありです。
禅の映画が始まって、台詞が一瞬判らなくなって焦りました![]()
道元禅師が中国に留学している場面から始まるので、中国語なんです
西村雅彦さんの台詞も中国語なので字幕を読むのが遅れてしまい、焦る![]()
中村勘太郎さんの道元禅師の言葉ひとつひとつが心に響いて最初から泣きっ放しの私でした![]()
普段は全くと言っていいほど泣いたりしないのに、なんでこんなに泣いてばっかりいるのか、と自分でも驚くほど。
ただただ、道元の台詞と中村勘太郎さんの静の演技と眼差しが清浄で映画を観ているだけなのにこちらを見透かされているかのようにずっと感じていました。
高橋伴明監督が書かれていましたけど「オーソドックスな映画の良さ」が表現されていて時代劇の雰囲気に非常に合っていて見ていて気持ち良いほど。
雲水さんが度々修行をされている絵は心洗われるような静謐さと美しさでドキュメンタリーを見ているよう
ただ、CGは要らないかな・・・と思ったけど(汗)悟りの場面などは、勘太郎さんご自身で表現出来るのではないかと感じました。
観客に判り易く伝える為の演出だとするなら、あまりにも勿体ないような。
音楽が宇崎竜童さんと中西長谷雄さんなのですが公式HPで使用されている曲が度々流れて来て効果ばっちりです。
波多野役の勝村政信さん良かったです。度々現れてはいい所を持っていくお方でした。
その波多野義重に頼まれ、藤原竜也さん演じる北条時頼の苦悩を知って鎌倉に道元禅師が訪れ、憔悴しきった態の時頼を一喝されますが
この時道元禅師(48才)北条時頼(21才)ですから精神的にも身体的にも大人と子供のようなもの。
悟りを開き、敬われている道元禅師と怯えるガキンチョお殿様?(言葉が悪くて失礼します)
時頼は思っていたより出番がありました。
若い殿様の苦悩を身体的にも台詞にも表している演技だったと思います。
寝所のシーン、怪我しなかったのかなー・・・とちょっと気になったけど(笑)
先と同じ事を書いてしまいますが、中村勘太郎さんの清廉さが上手く道元禅師の役柄に合っていて、竜也さんが舞台で何かに祝福されているような演技をされているように感じることがありますが、今回の勘太郎さんの道元禅師には同じ感覚を受けました。素晴らしい。
竜也さんがこの映画の撮影で勘太郎さんに今までにも増して尊敬の念を抱かれたことは何度か口されていて、またご自身の演技にかなり悩まれた事を話して下さっていましたけれど、その不安というか、衝撃は時頼の演技に良い意味で反映されていたのではないのかな?
悟りを解く禅師に、個人的には時頼の葛藤だとかの場面ももう少しあれば、嬉しいけど友情出演ですから贅沢は言えません
(書いたけど
)
映画を観ていて宗教にも時代にも不勉強な私は、ちょっと知りたい事も色々出来たので書店で原作を探しましたが在庫なしでした。残念![]()
お客さんは初日一回目なのに満員でした。どうみてもお寺さん関係の方々が多いような気がしたのでネットで見ると結構お寺さんからのお薦め映画になっていたんですね。なるほど。
宗教に詳しくないけど、禅寺の教本のような映画というような印象を持ちました。
ラストのお弟子さん達の場面が特に。
中村勘太郎さんの道元禅師、必見です![]()
あと一回は観に行く予定なので、劇場が落ち着いた頃にしようかな