山梨県 笛吹市 一宮町 北野呂 3-3 に
青楓美術館が あります
津田 青楓(つだ せいふう)を 知っていますか
画家です
油絵・日本画・書
夏目漱石に 絵を教え
小石川の 漱石家での 木曜会 常連
漱石の娘さん(愛子)を 描き
漱石の本の 表紙も 書いています
現在の 絵画や 写真の 登竜門
二科展の 二科会を 結成した人物です
その生涯の 大部分 500点からの作品が
この美術館に 集まっています
葡萄園に 囲まれた 小さな美術館ですが
35年の 歴史を 持つ
山梨県内 2番目に古いものです
その美術館が 「来館者が少ない」との理由から
休館に なってしまいそうなんです
52歳のときの作品 「疾風怒濤」(300号)は 大作で
迫ってくる波のシブキが かかってきそうな 感じを受ける
晴らしい 迫力があります
53歳の時作品 「犠牲者」
制作中に 警察に連行され(当時、政治に反する考えを 表現する者は
弾圧されていました) 以後日本画に変更
小さな かわいい 美術館
館内100点ほどの 展示がされており
春と 秋には 作品の展示 入れ替えが されています
一度 作品を 見にきてみませんか
一人一人の 入館が
一つの美術館を 継続していく力になることは 間違いありません
今日は、笛吹市の 「ボランティア ガイド 笛吹」と
山梨市の「山梨市観光 ボランティア ガイド」の 交流会が行われ
青楓美術館に 作品を見学にきました