忙しくて、①から時間が経ってしまった。

これを書いている今、安達太良山も紅葉は終盤かな。

では前回の続き。

ちなみに、これは初めて登山する、登山をよく分かってない人が書いた記録です。w

 

安達太良山の山頂を目指してせっせと歩く途中、たまに振り返ると、もうすでに絶景が見えます。

青空と紅葉が奇麗照れ

 

歩いていると、途中の岩にこんな丸が描かれている岩が所々に。

これは何だろう、鳥よけ?

そんなわけもなく、きっと、ここは道ですよ~という目印かと思います。

…ちょっと、泣いてる何かに見えなくもない。

大丈夫だよ~怖くないよ~、なんて声をかけたくなるような?

 

ロープウェイに乗ってから約1時間30分。

もうすぐ頂上です!

 

安達太良山は別名、乳首山とも呼ばれているそうです。

頂上にひとつ、乳首のようなでっぱりの岩があるから。

上の写真がそれ。

乳首にも沢山人が登っています。

 

そして、ついに頂上へ。

 

絶景です~。

頑張って登ってよかった~

山頂からは飯豊連峰蔵王連峰磐梯山などか見渡せます。

しかし、普段道路から見ている感じと違うので、どれがどれだか…w

猪苗代湖も見えます。

 

頂上を少し歩くと、噴火口の沼ノ平火口があります。

こちらは草木がなく、荒々しい雰囲気。

木々や花もいいのですが、噴火口も地球の息吹を感じる気がして好きです。

 

鉄山にも行きました。

頂上は強風で寒いです。

あご紐のない帽子をかぶっていると、飛ばされる~ガーン

あご紐、必須。

 

乳首の岩の上に登っている人も多かったですが、私はもう足首がやば目だったので、登らずに、その近くの岩の上で昼食にすることに。

 

おにぎりを食べていたら、乳首の岩の方から

「医療従事者の方はいませんか~、人が倒れました~」との声が。

ええええ…ガーン

こんな山頂で。

いや、山頂だからかな。

高山病とかなのかな?

わかんないけど。

 

しばらくしたら、医療従事者らしき人が颯爽と現場に向かっていくのが見えました。

いらして良かったですね。

無事に下りられますように。

 

 

さて、そろそろ下山するか。

下りはロープウェイを使わないで帰ろうと思っていたのでチケットがないのだが、登るときに通った、あのぬかるみの酷い岩だらけの道を再度歩くのかと思うと、気が滅入る。

 

ふと見ると、少数ではあるけど、歩いて奥岳登山口に歩く人がいる。

見た感じ道もなだらかだし、こっちを歩いて下りよう!と考えた。

この判断が、失敗だった…。

 

くろがね小屋は、建物の老朽化で現在営業していないとのことなので、看板に示されたう回路を通ります。

 

最初は歩きやすかった。

このまま下まで行けるんだと思っていたが…

甘かった。

 

だんだんと道の様子が変わり、写真を撮る余裕もない程のぬかるんだ道が続く。

なので、この後は写真が全くありません。

 

横に生えた草木をつかみながら、必死で歩く。

絶対にコケないで下る!という目標を定めた。

…まあ、ほどなくすぐコケてお尻の辺りに少し泥がついたのだが。真顔

 

履いていた普通のスニーカー、ちょっと水が浸みてきた…昇天

ううう気持ち悪いよう真顔

もうかなり気持ちがブルー…真顔

くそーロープウェイで帰ればよかったと、強く思いました。

 

これ以上コケまいと慎重に歩いていると、後ろから若い女性がずんずん歩いてくるので、道を譲った。

よくそんなに早く歩けるなあと、女性の足元に目をやると、やはりトレッキングシューズ。

…こんなに違うの?びっくり

愕然としてしまう。

靴は大事!!

何でレインウェア買ってんだわし!!

バカだなあ…昇天

 

奥岳登山口方面の道は、途中から旧道と馬車道の二つの道があり、最初のうちは

旧道の、距離は短いけど急勾配で段差の大きい道を通りましたが、途中からなだらかな馬車道にしました。

もう坂やだ真顔

 

2時間半?くらいで、ようやくロープウェイ乗り場まで着きました。

いや~~~~しんどかった昇天

 

体力的にはもうちょっと歩ける感じだけど、足元がドロドロなのが…

ブルーネガティブ

 

安達太良山は、登山口のすぐ近くに温泉があります。

あだたら山 奥岳の湯」。

下山後の楽しみにしておりました。

 

この温泉の良いところは、下山からの、ザブーーーン!!ができるところですね。

確実に。

 

いや、他にもいいところありますけど。

浴場はきれいだし、ロープウェイの券で割引もある。

泉質は強酸性で、肌のピーリング効果があると言われます。

紅葉を眺めながらの露天風呂。

なんてすばらしい。

生き返りました。

 

くろがね小屋が営業開始になった頃に、また来たいなあ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、ちゃんと靴とポール持参で。

 

おしまい。