以前から新緑とか紅葉とか、四季折々の自然の風景が好きだったので、ダイエットも兼ねてちょっとトレッキングでも始めてみようかと思い立った。
思い描いているのは、がっつり登山ではなく、草木や鳥の声などを観察しながらゆるく歩く感じ。
だったのだが。
調べ方が甘く、いざ登ってみたらとてもゆるく歩く、などという訳にはいかなかった、初登山の安達太良山での記録をここに記す。
もし私と似たような、これから登山してみようかと考えているけど、おおざっぱで調べ物が苦手、こんながっつり道具必要?と道具の購入を迷っている初心者の方の参考になれば幸いです。
登山経験者の方は、バカだなと鼻で笑っていただけたらw
私が選んだ山は、福島県の安達太良山。
標高1700m、日本百名山のひとつと数えられています。
選んだ理由。
近いからw
紹介文によると、ロープウェーがあり気軽に登れるから。
…結構、この書き方って誤解を生まないか?w
10月半ばの天気の良い朝9時頃に、登山口のあだたら高原スキー場へ到着。
すでに駐車場が満杯くらいの勢いで埋まっていてびっくり。
平日なのに!
登山人口ってすごいんですね…。
登山口近くは満車で停められないので、かなり離れた場所に何とか停めました。
歩いてロープウェー乗り場に着くと、切符を買う人、乗る人のすごい行列にまたビビる。
初心者の私は、装備が適当だった。
調べると必要と言われる道具はすぐ分かるけど、ここまで必要?
これからもトレッキングするか分からないし~。
ということで、靴は手盛りの普通のスニーカー。
しかし変なところが心配性で、レインスーツと防水リュックは新調した。
すごく天気がいい日を選んで来たのにw
しかし、そんな自分の装備に若干の不安はあったので、ロープウェーに並ぶ人の服装を観察する。
大半の人はトレッキングシューズを履いているようだが、ちらほらと普通のスニーカーや、スニーカーでもない普通の婦人靴?のような女性もちらほら。
革製のおしゃれなリュックのご婦人もいる。
なんだー大丈夫じゃん、と思った。
そのときは。
行列は長いけどさくさく進み、ロープウェーに乗って10分くらいで、山頂駅へ到着。
そこから5分ほど歩くと、楽師岳に到着。
安達太良山の紅葉を眺めることができます。
ここもすごい混雑でした。
ひとしきり紅葉のパノラマ楽しんで、先へ進みます。
木製の歩道があり、とても歩きやすい。
わー楽勝じゃーん。
しかし。
徐々に足場が悪くなっていく。
2日前が雨だった。
2日前だし大丈夫だろうと思っていたが、かなりぬかるんでいる場所もある。
何とか避けて、登ってゆく。
大きな岩や段差も多い。
足首に負担がかかっているのを感じる。
これは…。
そうか、ロープウェー乗り場で軽装だった人は、楽師岳のみを楽しんで戻る人なのだ。
そこから先へ進む「登山」をしに来た、今私の周りに居る人は…がっつり装備の人ばかり。
そうかあ…。そうだよな。
このときになってようやく、トレッキングシューズの重要性を感じた。
そして、あのスキーのストックみたいなやつ。(名前あるんだろうけど調べてないw)
ゴロゴロした岩場を歩く際にバランスを取るために、必要なんだなあ…と感じた。
そのストックみたいなのがあれば不要かも知れないが、持っていなかった私は岩に手をついたり、周りの草木をつかなまいとならないことも多かった。
手袋があれば、岩や草木で手を痛めたりせずに済みそう。
トレッキングシューズ、ストック(、トレッキングポール)、手袋。
登山必須アイテム。
手袋は軍手でも何でも良いと思う。
メモメモ。
さあー目指せ頂上。
②へ続く。