前述した内之浦とともに、大隅半島でもう一ヶ所行きたかった場所がありました。
こちらがその建物
海上自衛隊鹿屋航空基地。
一昨年、海上自衛隊佐世保基地のセイルタワーに行ったとき、鹿屋には一般公開されている訓練施設があると聞いた気がして。
内之浦で時間をとって駆け込み寸前でしたが見学してきました。
案内板にあるように、航空基地なだけに飛行機がたくさん展示してあります。
遠くから見るのみですごく残念。
しかも時間もなくて。
4時半までには入館しなくてはならなくて、着いたのが4時すぎてたんだもの。
とりあえず急いで史料館へ。
中には零戦の模型も。
ほとんどが撮影禁止だったのだけど、
ここの零戦の模型だけ撮影OK。
公開してるくらいだから機密的なものはないと思うんだけど、自衛隊だからいろいろあるんでしょうね。
自衛隊ができる前の戦争の歴史やそれにまつわるものを展示してあるゾーンと
今の自衛隊の仕事などを紹介してあるゾーンにわかれていました。
それは佐世保も同じ。
でも、1つ決定的に違うことが。
こちらには
特攻隊でなくなった全てのかたの顔写真が飾ってありました。
手紙なども。
(佐世保には、別室に 人間魚雷 の 回天 の歴史や回天で亡くなったかたの写真、名前はありました)
特攻隊は、知覧が有名だけど、ここ鹿屋からも飛び立っているんだよね。
知覧の話は聞くことあっても、なかなか鹿屋の話を聞いたことは少ないけれど。
私もだいぶ大きくなって知りました。
・・実は、私の実家の市にも基地があって、特攻の方がそこからも飛び立っているんです。
こんな大事なことを20歳すぎて知った。
それも、
昨年大腸ガンで亡くなった今井雅之さんが
「WINDS OF GOD」
の舞台で地元にいらしたときに、話してくださって初めて知った。
私が無知なだけなのかもしれないけど、
学校で教わった覚えもないし、
こんなことでいいの?とショックでしたね。
歴史を掘り返すようなやり過ぎな教育もどうかと思うけど、
地元の歴史って大事なことなんじゃないのかな??
そのことも含め、
知覧だけが有名だけど、
こちらの施設も訪れるかたが増えるといいなと思ったよ。
まあ、ここは自衛隊の史料館だから
見方によっては
特攻礼讃みたいに捉えられるかもしれないから、難しいのかな・・
歴史ゾーンをすぎて
自衛隊ゾーンに入ります。
ここからは子供たちも楽しめる
航空基地だから
佐世保にはなかった飛行機にもヘリコプターにも乗れて楽しんでました。
もちろん私も。
残念なのは、ほんっと時間がなかったこと。
5時には駐車場も締めると言われて大慌てでした。
そのへんはさすが!時間に厳しい自衛隊。
しかし、佐世保で聞いた訓練施設はどこにあるんだろう?
違う建物なのか、
私の聞き違いだったのか!?(;^_^A
聞き違いの線が濃厚そうです・・・
でも、バタバタでも行けてよかった場所でした。