病院で口腔ケアのときに先の大き目の綿棒(先のサイズが直径1.5cmくらい)に液体歯磨きを浸みさせたものを使って歯磨き替わりにしていました。
うがいができない、吐き出しができない人にとってはこうやって「拭く」だけでも口の衛生面では多少マシかと・・・
でも、どこのドラッグストアに行っても、この綿棒がないんですよね。
で、会社の診療所で取り寄せ(もちろん自費購入で)してもらえないか、看護師さんに相談したところ・・・
『大きさ自在のマイ綿棒』の作り方を教えていただきました。
(これは脱脂綿を付け替えるだけなんで経済的とのこと)
材料は脱脂綿(大きいサイズなら半分に割いて、厚いものなら半分に分ける)、割りばし
わかりにくいですかね・・・先の部分を先端に向かって少し切れ目を入れる。
(鉛筆を削る要領・・・なんですけど、切れ目は1mm程度で十分)
キズはちょうど対角面にも入れておく(2か所の角)
脱脂綿(できればつるつるしていない方)を切れ目にしっかり当てて、ギュッと締めて、くるくると巻いていく
ポイントは先端いっぱいまで巻かないこと。先っぽが当たると怪我してはいけないので・・・
くるくる巻き終わったら根元の部分をもう一度ギュッと締める。
キズを入れたところに繊維がしっかり巻き込まれるので、簡単には抜けないようになっています。これを液体歯磨きに浸みさせて歯茎、歯を拭きます。
これはすごいよね。ワタの部分をはがして、また再利用可能です。
不安なようなら根本だけセロテープや輪ゴムで止めるのも可。
「松井棒」のようなもんですかね・・・
これをつまようじですると耳かきサイズの綿棒にもなるんだそうです。
そして・・・うがい薬のイソジンを薄めたもので歯茎と歯の付け根部分をしっかり拭いてあげると虫歯などの原因になる歯垢がきれいにとれるんだとか。
歯自体も大事だけど、歯茎と歯の付け根部分の隙間などをしっかり拭いてあげることが重要なんだそうです。
こういう風にいろんな知恵をいただいて、少しずつ母の介助にもエコでお金を掛けない(もちろんかけるとこはきちんとかけて)っていうのも考えていこうと思います。
今日は1日母は家に居る日で、
11:00~12:00 ヘルパーさん(昼食介助)
13:00~13:30 訪問看護(痰の吸引等)
13:30~14:00 訪問医師(往診)・・・しばらくは毎週、そのあとは月2回
16:30~17:30 ヘルパーさん(おむつ介助等)
こんな感じで基本的に長時間一人にならなくて済むようにしています。
朝だけ・・・7:30~11:00の3時間半が一人になりますね・・・
そこだけが問題。
でも、他の曜日にデイサービスを入れていただいているし、往診の先生とつなぎを作っておきたいという私の希望もあるのです。
それと毎日デイサービスもしんどいかなと。
今だと4日はデイ、3日は家っていう半々に近いバランスなんで、ちょうどいいかな。
ようやく、今日で一通りのサービスを通せたので、後は不具合等をチェックしつつ、皆さんで同じ介助ができるように食事のマニュアル(どのくらいの量・硬さ・スプーンの大きさなど)を作っておこうと思います。
後はケアに使う物品を一か所にまとめてわかりやすくしておこうと。