オーシロ カズミ
シルクロードの歩き方―娘ひとりのアジア大陸

・・・画像無いみたいですね。

ちょっと最近重い話題が続いたので、前に読んだ本で面白かった

のを紹介しますね。


これはオーシロさんっていうお嬢さんがアジアのいろんな国を

一人旅した本です。

彼女はバケツ(あのよくある青いやつです)をもって、あとはリュック

一つというとても軽装であちこちの国へ行ってます。

そしてその国々でいろんな人と出会って、そんなエピソードも満載

です。そしてお役立ち情報も・・・

女の子目線で書いてくれてる部分や、バックパッカー必見の情報

もあります。

そして、彼女はイラストのお仕事をしているのでイラストも可愛い。


実は紀行もの好きなんですよね。

自分がそんなに旅行に行けないってのもあるんですが・・・

昔から妹尾河童さんの本なども旅した気分になって読んでいました。


そして、オーシロさんはこの本でバングラデシュにも行ってるんです

よね。私がこの本に出会ったのは、バングラ旅仲間とのプチ同窓会

で塚口にある美味しいバングラ料理屋に連れてってもらったときに

始まります。

そこはバングラデシュから来日したオーナーと日本人の奥様と親戚

のバングラ人のシェフでやってるお店。

バングラのカレーに獲りつかれた私は行きたくてしょうがないんです

けどね・・・(日本のカレーは別の食べ物なんです)

どっちかとういとスープカレーに近いのかな。

別サイトになりますが、私のバングラ旅行記のページには料理の

画像も載っていますので、興味のあるかたはそちらへどうぞ。

で、そこの店にオーシロさんがちょくちょく来られるそうで、この本を

置いていかれたそうなんです。

それを見せてもらって、速攻買いました。


そして、たぶん世間の人たちから見る第一印象が「世界一貧しい国」

であるバングラデシュも訪問したオーシロさんにとっても、結構いい

国だったようで・・・

特に何も無いアジアっぽい国なんで、目的が無い人は観光では

旅行しない国なんですよね。だから国民も観光者にどう接していい

のかわからない・・・でも愛すべき客人に対して、心からのもてなし

をしてくれようとする・・・

だからきっと経済的には貧しい国かもしれないけど、心は結構豊か

な国なんじゃないのかな。

何年かに一度は大洪水で何もかも流されてしまうけど、それでも客人

には美味いものを食べさせてあげたい、何か持たせてあげたい・・・

イスラム教の国なんで女の子に親切だっていうのもあったけど、

オーシロさんのキャラクターでもあったんでしょうね。


私が見たバングラ人の人たちの印象もまったく同じだったんで、

この本を読んでいてとっても嬉しくなりました。

大きな書店では売ってるかもしれませんので、一度見てみて

くださいませ。


他にも旅行のエッセイの本とか出されてるそうなんで、また紹介

しますね!