最近、38.0℃を超える高熱が出る日が増えています。
病院に電話で確認しましたが、アセトアミノフェンという解熱鎮痛剤を飲んで熱が下がれば様子見で構わないとの事でした。
ただ、アセトアミノフェンを飲んでも熱が下がらない時や高熱と共に下痢や出血が見られるようであればすぐに連絡をくださいと言われました。
今のところアセトアミノフェンが効いているのと、高熱以外は貧血気味という症状だけです。
高熱がある時は、起きた時に枕が異常に熱くなっているのですぐに気付きます。
アセトアミノフェンを飲んで寝ていると、大量の汗をかいて目が覚めます。
自分でも引くくらいの全身汗だく状態です。
常に枕元にタオルを用意し、夜中でも汗をふいています。
特に首の後ろが尋常ではない汗の量で、何度も何度も拭いています。
初めて自分の汗が臭うと思いました。
特に首の後ろの汗は他の場所より強く臭うなと初めて気付きました。
高熱の時は水分をしっかり摂る事を意識しています。
先ほどポカリスエットを買ってきました。
飲むと生き返る感覚がしました。
以前熱中症の講義を受けた時、ポカリスエットは飲む点滴だと教わりました。
汗を大量にかいたときは、ポカリスエットを飲むのが一番との事でした。
昨日は何も食べられなかったのですが、今日はサンドイッチを食べました。
半分くらい体が復活してきたので、今のところ安心して過ごせています。
前回のブログにも書きましたが、みんなそれぞれ何かしらの事情を抱えていると思っています。
上司に子宮頸がんの報告をした時に、私は思わず感情的になってしまいました。
どうして私なんだろう、そう思ってしまうと。
その時言われたのは、
「末っ子さんだけじゃなく、みんなそれぞれ何かしら事情を抱えていますよ」
でした。
それを聞いて、確かにそうだなとその時は思いました。
でも、私と同じ子宮頸がんになって私と同じ気持ちになっている人は「みんな」の中に含まれているのだろうか?と思いました。
仕事が上手くいってない、家庭が上手くいってない、子どもの事で悩んでいる、親の介護の事で悩んでいる、お金の事で悩んでいる、違った病気の治療をしている・・・。
数えればキリがない程の「それぞれの事情」があると思います。
2022年10月に子宮頸がんの治療を始めたとき、「Dr.コトー診療所」というドラマの再放送がありました。
その中で乳がんの話があり、主治医の台詞でこんな話がありました。
「癌というものは治る治らないという言い方が出来ないんです。なぜなら再発や転移があるからです。だから生存率でしかその程度を示すことが出来ないんです。5年再発がなければ寛解となります」
私はこのドラマを見て、改めて自分の病気と向き合うキッカケになりました。
その時にふと上司の言葉を思い出しました。
それぞれ何かしら抱えているのは分かるけれど、癌になって自分の命がどうなるか分からない不安や、治療が終わっても5年間は再発や転移の恐怖を抱えていかなくてはならない事、向き合うものが自分の命だということ。
これほどのものと、他の人の事情を一緒にしてほしくない。
今はしてほしくない。
私だけじゃないのは分かってるけど、私の命を天秤にかけるような事はしてほしくない。
そう思いました。
上司は間違った事は何も言っていません。
でも、私にとってはズキンと刺さる言葉でした。
周りの人からの励ましも、治るから大丈夫!と言われると何の根拠があってそう言ってるんだろうと思ったり。
医学は驚くほど進んでるから大丈夫!と言われると、それは子宮頸がんにも言えることなのか?と疑問に感じたり。
癌が治って今はピンピンしてる人もたくさんいるよと言われると、その人と私は同じがん種で同じ治療をしたのか?と思ってしまったり。
酷い時は、余命宣告とかはされたの?と急に土足で踏み込まれたり。
とにかく、人から言われる言葉が自分にはしっくり来ない事だらけでただただ愛想笑いをして頷く事が精一杯でした。
仕事をしていた時、私は何よりも人とのコミュニケーションを大切にしてきました。
でも、病気になってからは人と話すのが億劫になる事が増えました。
それはきっと、同じ目線で話せなくなったからだと思います。
高熱で辛い時、あの人元気にしてるかな?と急に思い出したりします。
ストレスの元凶だった人を思い出して、自分が虚しくなる時もあります。
今日は熱がないのでブログを書けました。
相変わらずテーマがぐちゃぐちゃでまとまりのない内容ですが、今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。