2022年9月27日
主治医と治療開始日について話をする日になりました。
いつからにしようかずっと考えていましたが、治療計画は既に出来上がっていました。
10月6日~11月22日までの期間、放射線治療と抗がん剤治療をする事になりました。
放射線治療は平日毎日通院し、抗がん剤治療は合計6回金曜日に行う事になりました。
抗がん剤は最低4回はやってほしいと言われました。
抗がん剤をやることで放射線の効果をあげることが出来るそうです。
私は抗がん剤で髪の毛が抜ける事が凄く嫌だったので、先生に脱毛について聞きました。
今回はシスプラチンという抗がん剤を使うそうで、シスプラチンは脱毛する人が少ないと言われました。その代わり治療中は髪の毛が伸びる事がないとも言われました。
吐き気についても吐き気止めの点滴や薬があるので、そこまで心配しなくて大丈夫と言われました。
骨髄抑制というものが起きるそうで、白血球(好中球)が低いと抗がん剤が出来ないという説明もされました。
11月に入ったら、腔内照射(ラルス)を3回実施するそうです。
腔内照射はがん細胞に直接放射線をあてることが出来るそうです。
詳しい治療日程は放射線科から説明があるとの事で、そのまま放射線科へ行きました。
放射線科は基本的に治療を行う患者さんしか入れない場所で、初めての人は説明の為に付き添いの人も含めて入る事が出来ました。
私はお母さんと次男に付き添ってもらいました。
治療の説明は小さな部屋の中で行われました。
看護師さんから【放射線治療カレンダー】という紙をもらいました。
リニアックという機械を使うそうで、リニアックのメンテナンス日は治療もお休みになるとか、そのような説明でした。
副作用の説明もありました。
一番多いのは下痢との事です。放射線をあてた場所は皮膚が火傷したようになるので色が黒ずんだりするそうです。それと、最初の一週間は放射線宿酔といって吐き気があるかもしれないとも言われました。
どの副作用にも薬があるので、そこまで心配しなくて大丈夫ですと言われました。
治療時間はラルスを除いて毎日9時半~、放射線科への入室は9時15分を過ぎてからと言われました。
放射線治療をするにあたり、お腹にマジックで印を付けると色々なサイトに書いてありましたが、私はマジックで印を付ける事はなかったです。
パンツの指定があり、UNIQLOのシームレスパンツ(ベージュ)をはいてくるように言われました。
次は技師さんが来て映像を見ながらの説明がありました。
リニアックという機械を使う事や、治療の流れを映像で見ました。
ラルスの映像もありましたが、これは痛そうだなと思いながら見ていました。
質問があるか聞かれましたが、出血が多いのでナプキンをしている事を言いました。
治療中もナプキンをしていて問題ないと言われ安心しました。
その他は特に質問が思い付かなかったので、放射線科での説明は終わりました。
いよいよ治療が始まるんだなと思うと、緊張と嬉しさと色々な気持ちになりました。
絶対にがんを治してみせると思いながら、治療までの日を過ごしました。