造影CTは15時からです。

最初に、パーテーションで区切られたスペースで看護師さんから造影剤の説明がありました。


造影剤が身体に入ると全身が一瞬熱くなるそうです。副作用には吐き気、頭痛、発疹などがあり、重篤な副作用になると、意識障害や呼吸困難が現れるそうです。


喘息がないか聞かれ、咳喘息になった事があると伝えました。

咳喘息の症状を伝え、特に問題はなさそうとの事で問診票にサインをしました。


造影剤CTをやった事がなかったので、待ち時間にインターネットで調べました。

喉元がカァーッと熱くなった後にお尻から抜ける感覚とか、全身の血液に造影剤が回ってるのが分かるとか、何とも想像しにくい内容ばかりでした。


時間になり、造影剤を入れる為の点滴をすると言われました。

点滴も初めての経験です。注射と同じもんだろうと思っていましたがとても痛い!!何が起きたのか分からない感じでした。

まさか点滴がこんなに痛いものだとは・・・。

後から聞いた話ですが、造影剤の点滴に使う針はいつもの針より太いそうです。


点滴を入れた後はCTの部屋まで行きました。

CTは昔に撮った事がありますが、機械は同じような感じでした。

靴を脱いで横になるように言われ位置を合わせたら、造影剤が流れるルートが取れるように生理食塩水を先に入れると言われました。

生理食塩水が入ってきている感覚はありませんでした。


そのままCT撮影です。CTの撮影ボタンは主治医が現れてポチッと押していました。

撮影が始まり、いつになったらカァーッと熱いものが来るんだろう?それとも私が気付いていないだけなのかな?と思いながら横たわっていました。


しばらくすると技師さんが来て、これから造影剤を入れますね。身体がカァーッとなる感覚がありますがすぐに冷めるので安心してくださいね。息苦しいとか何かおかしいと思ったら点滴をしてない方の手を振ってください。検査中は一人きりですが、奥の部屋でずっと見てますので安心してくださいね。それでは造影剤を入れていきます。


なるほど、まだ造影剤入ってなかったのか。

ついにこれから造影剤が入るのか。大丈夫だといいな。

そう思って無事を祈りました。

でもなかなか熱い感覚になりません。大丈夫なのかな?と思っているうちに喉の辺りが熱くなりました。熱くなった事にビックリし、少し息苦しく感じ思わず手を挙げそうになりました。

その後、身体の下の方へ向かって造影剤が流れていく感覚があり、おしりの穴から抜けた後に身体の熱さがなくなりました。


そんな奇妙な体験中でも、息を止めて、息を吐いての合図はしっかり対応出来ました。


技師さんが現れて、お疲れ様でした!ご気分変わりないですか?この後別の部屋で点滴を抜きますねと言われました。


ようやく終わった・・・と思いながら点滴を抜いてもらいました。

点滴を抜くのも痛かったので、予期せぬ事の連続でした。


造影CTの結果も9月22日との事なので、この日はお会計をして義姉と帰りました。


一日私に付き合ってくれた義姉に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。