読売の「見聞録」によると中国には言論の自由がないそうだ | 政治政策論争ブログ2 By R.近藤

読売の「見聞録」によると中国には言論の自由がないそうだ

読売はオリンピック開催中も、難癖に近い批判・罵声を中国にあびせてるわけだけど、今日の夕刊では「見聞録」というコーナーで中国には言論の自由がないとやっていた。

読売の記事をみてると、ネットオタクとその論調は似ていて、中国がとにかくきらいで、その一挙一動を批判し、

それにくらべてわが日本はしあわせで自民党の永久支配が続けばいいのにとなるわけだ。


そもそも共産圏に言論の自由がないなんて発言は陳腐な使い古された議論であって、そういうことをいうと日本

に言論の自由はあるのか?トヨタや三菱に言論の自由があっても河川敷でホームレスを強いられている人たちにどんな言論の自由があるんだと言い返されるわけで、これに対してもちろん適正な答えなんて用意されていない。答えなんかいらなくて、読売なんてどうせまともな知識人は読んでないだろって記者たちも自嘲してて、記事の検証もなんにもいらない。いるのはなんやらっていう健康食品の広告とかで、口をきわめてののしった自分たちの記事があわよくば検証癖のないオタクたちに信じ込まれ、再生産されていけばラッキーというところ。


ところでこれだけ口をきわめて中国をののしる読売も痛いところがある。鍋の盟友中曽根が変節して靖国詣を

やめちゃっとことから靖国がタブーになっちゃった。中曽根の変節がなかったらもっと思う存分適当なことならべられたのに


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