こんにちは。米倉由起です。
今日から少しずつ、
夫婦のこと、家族のこと、子供のことを
書いていこうと思います。
よろしくお願いします。


夫婦像

私の父は、職人気質で、無口。

家では、いつもソファに座って

テレビを見ている人でした。


母は、専業主婦。

私が小学校に上がるとパートをして

家計を支えでいました。

いつも愚痴りながらも

家事を一切しない父の意見を

尊重していました。


私の中の夫婦のイメージは、

夫は外で仕事。妻は夫に従い、家庭を守る。

そんなザ・昭和なニ人が基準でした。

家庭を持ったら家事は

女性がやらなくてはならないと

刷り込まれていた気がします。


父は

「生まれ変わっても

 またお母ちゃんと結婚する」

と言っていました。

そんなふうに言われる母を

尊敬しながらも

母はどうなんだろう?

生まれ変わっても

また父と結婚するのだろうか?


父がいない時に、質問すると

「さあ、どうだろうなぁ〜」

とはぐらかされてしまいました。

母は、よくも悪くも、よくできた

母親なのだと思います。





結婚


仕事をしながら女性が

結婚しようとすると、

家事、子育て、仕事と

とてつもない負担がのしかかってきます。


実家は居心地がよく、

炊事、洗濯、掃除。

家事全てを母がやってくれて、

私は仕事や好きなことだけをしていました。

充分幸せでした。

この場所から出ていかなければならないのだろうか?

結婚する必要はあるのだろうか?


私は、結婚のメリットってなんだろう?


結婚適齢期(今は死語ですね笑)に入って

ものすごく考えました。


結婚のメリット

 パートナーができる

 子供を産み、育てられる

 家族ができる

 社会的信用を得られる

 親を安心させられる など




パートナーができる

 愛する人と世間から夫婦と認められ、

 一緒に暮らすことができるのは、

 幸せなことです。

 一人で何もかも決断、実行するのは

 責任重大ですが、

 相談し、一緒に責任を背負ってくれる

 パートナーがいると安心です。


 ただ、10年、20年この先ずっと

 好きでいられるかはわかりません。

 ライフスタイルも価値観も違う人と

 これからの長い人生をともに

 歩んでいけるのだろうか。

 日本でも現在は3組に1組が

 離婚する時代に。

 "この人"を見つけ、決めるのは至難の業です。


子供を産み、育てられる

 子供をつくることは

 結婚しなくてもできますが、

 産み、育てること、

 全てを一人でこなすことは難しいです。

 パートナーがいて、結婚していた方が

 経済的にも心理的も安心です。

 やはり子供には父親と母親が

 いたほうがいいですしね。


家族ができる

 夫、そして子供。

 家族は、一番小さな集合体です。

 夫婦で子供の成長を見守り、

 一緒に成長していけることのは

 とてつもない喜びです。


社会的信用を得られる

 独身か既婚かは、

 今はそこまで重要ではないかもしれません。

 ただ、年齢が上がるにつれ、

 結婚していないというだけで、

 何か欠陥や問題があるのではないか?

 変わった人と思われがちです。

 真実は別として。

 いまだに、日本では結婚していない人への

 偏見があるように思います。


親を安心させられる

 いつまでも実家にいると、

 親や親戚からチクチクと言われた小言。

 「誰かいい人いないの?」

    「いつ孫の顔が見られるのかしら?」など

 人の顔を見るたびにため息をつかれると

 しんどいです。

 実家を出て、一人暮らしをしても

 親の心配はなくなりません。


結婚は、人生において

絶対、必須なものではないけど、

結婚したほうが、

これからの人生、社会的に生きやすい。


これが、私の結論でした。

私は35歳で結婚しました。

出産するにもタイムリミットが

近づいていました。

失敗したら、離婚すればいいや!と

半ば、勢いで結婚に踏み切りました。


この結婚に後悔はありませんが、

今の自分が、あの時に戻ったらどうするだろう?


離婚を決意した今、

結婚してから今までのことが

走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。


離婚へのカウントダウンが始まっています。