Kさんはデコメを良く使う人だった。

お笑いとか意味が分からないデコメを使ってきて普通のメールも楽しかった。


学校が休みの土日のバイトは10時から入ることになり、仕事も大半覚えみんなともかなり仲良くなってきた。

珍しくKさんに話しかけられた。
Kさん[疲れた??]

Peace[疲れてはないですょ。ただ夕べ遊び行ってたから眠いんすょ(笑)]
と笑いながら話した。
Kさん[んぢゃ俺とも遊び行こ!!]
といきなり言われ、
Peace[おごりならィィっすょ~]
と社交辞令だろうと思い軽く返事をした。

その場からKさんがいなくなった。

レジ打ちをしていたらKさんが戻ってきて、

Kさん[月曜日俺休みでPeaceちゃん21時上がりだから月曜日の夜カラオケね!!]

はやっ。

さっきシフトを確認しに行ってたみたい。
いきなり言われてぽかんとしてた。
Peace[はい??]

Kさん[ドタキャンだめね]

強制的!?

その近くにTさんもいた。
ヤバい、この人本気だと思って、Tさんに目で助けを求めた。

Tさん[カラオケくらいィィんじゃない??]

えっ??何も思わないの??

Tさんはウチが他の人と遊び行ってもィィの??

寂しさがこみ上げてきた。

ヤケクソになりKさんにOKの返事をした。

その時はKさんの素性を知らなかった。

それが始まりの原因。
次の日のバイトは何事もなかったようにバイトに行き、いつも通りに21時に上がり、掃除やらタオルたたみをしていたら、22時過ぎにTさんが来た。
照れるウチを見てニヤニヤしてくるTさん。

ちょっとムカついたので一発軽く殴った。

夜勤中は客が来ない限り中で待機。
ウチも少しお手伝いしながらTさんと話していた。
もう1人の夜勤の人が来た。
それがKさん。
何回か話したコトあるけど、おとなしいけど不機嫌そうなイメージな人。
と思ったら、意外に喋る喋る。
ほとんどの人は日勤と夜勤でテンションが違ってくるみたい。

その人はTさんと同じ時季にガソリンスタンドに入ったらしく、Tさんと仲良しだった。

常に携帯をいじってて、髪もやや茶色。
若いんだろうなぁと思って、年齢を聞いたら27歳。
意外と上なんだ…とウチの年齢クイズはあてにならないコトが発覚。

おとなしそうで意外に面白いお兄ちゃん。
そんな印象だった。


その日にアドレスを聞かれて教えた。
Tさんは微妙に苦笑いをしてたような気もする。
その時はこれからの起こる出来事なんて想像もつかなかった。

Tさんと平和だった日は1週間もなかった気がする。

ウチがすべて悪い。
それだけははっきりと言える。
じりじり迫ってくるTさん。

ソファーに体重がかかり皮がきしむ音が響き、余計に心臓の鼓動が早まって顔が真っ赤になる。

でも流されたらいけない、遊びに慣れてる人だからどうせやりたいだけなんだとなんとか理性を保とうとした。
Peace[男はみんなやりたいだけなんでしょ?ヤッていらなくなったら捨てるくせに…]
自分で言っておいて酷いなぁと思ってたら涙が出そうになった。

捨てられた経験はないけど、セフレの経験は何度かある。
自分が好きな人だから別にセフレでもィィと思ってたけど、やる以外は相手にしてもらえないコトは虚しいばかりだった。
そんな想いはもうしたくないと思ってTさんを振りほどこうとした。

Tさんはいきなり立ち上がって、何も言わずに抱きしめてくれた。


なぜかは分からなかった。

優しいのかごまかしているのかは分からなかったけど、なぜか嬉しくて涙が出た。

Peace[ずるいなぁ…]

Tさん[そうかなぁ?捨てたりなんかしない、大事にするから。好きだよPeace。]

って抱きしめる力が強まった。

Tさんの腕を振りほどくコトなんてできなくて、ただ体を預けてた。

涙をふいてから、顔を上げてキスをした。

優しい唇をあてただけのキスから、徐々に舌を絡めたキス。

ベッドに行き、服を脱がしてもらった。

お互いが全裸になってから、
Tさん[俺には家庭があるけど、本当に良いの?]
今更かよと思いながら、
Peace[Tさんが良いなら良いよ。]

とキスをした。

初めての不倫は少々荒っぽいHだった。

首筋から胸、太もも、ふくらはぎにたくさん赤い痕をつけてもらった。

噛まれた一部は青あざになってた。

終了後一緒に昼寝をしてから学校に送ってもらった。
帰りの車では運転しながら手を握っていてくれた。

帰ってからメールで
[これからもよろしくね]
ってきた。


あの時Tさんの誘いに乗らなかったらどうなってたんだろう…

友達のまま楽しくできてたかな…

でも後悔はしてない。
あなたの笑顔をたくさん見るコトができたから。

だけど、そんなあなただけを見てあげられなくてごめんね

裏切ってごめんね