先日、

旅先で出会った和ろうそく。 

 

 

 

手前の『今●イト』は

満月の海水を原料にしたお塩を

溶かし込んでいて

気化するときに煙とお塩が

空間を清めてくれるんだそう。

 

 

 

そして、

その奥にある『祈火』は

ネイティブアメリカンが儀式や祈りで使う

ホワイトセージのもの。

 

 

 

ところで、

自然と共に生きることを

大切にしたネイティブ

アメリカンの教えの中には

7代先のことまで考えて判断せよ

というものがあるんだとか。

 

 

ちなみに、

彼らのいう1代とは30年、

 

 

つまり7代とは

210年先のこと。

 

 

 

 
 

 

 

店内に漂うのは

お香のテスター。

 

このお香は手作りで

京都のsangaさんのもの。

 

 

この日一緒に旅した

京都の友達のおススメの一品で

煙の出方にまでこだわって

作られているとのこと!!

 

 

こうした作り手の

『好き』を形にした

『こだわり』を知るのは

やっぱり面白い。

 

 

 

 

 

それにしても

210年後…

 

 

それはとても果てしなく

遠い未来のことに感じる。

 

 

けれど間違いなく

『今』の私の選択が

遠い未来の人々の生活に

つながっていて、

 

過去の人々の選択が

『今』の私の生活につながっている。

 

 

 

過去は『今』にあって

『今』が未来にある

 

 

 

そう思うと『今』この瞬間って

すごいパワーの集結だと思う。

 

 

だからこそ

『今』の自分の心に

嘘をつかないようにしたいものだ。

 

 

 

だって

どんに小さな嘘だったとしても、

それが積み重なった未来は

きっと「嘘」という雑味が

溶けて混ざってしまうだろうし、

 

 

その雑味はおそらく

適当に選別したコーヒー豆のように

飲み心地の悪いものになりそうだ。

 

 

 

未来に「嘘」を持ち越したくないのは

きっと誰もの願いではないのだろうか。

 

 

 

とすれば、

7代先まで考えて選択のために

今の自分を犠牲していいわけない。

 

 

むしろ、210年後の

人々の心の幸せを願うなら、

 

 

 

この和ろうそくに溶かされた

満月の塩(清め)や

ホワイトセージ(祈り)のように

 

 

今の自分の心を清め

純粋な気持ちをまとって

未来の幸せを祈る、

ということじゃないだろうか。

 

 

 

きっとそんなふうに

積み重ねた未来なら

なにがあったとしても、

 

私は『清め』と『祈り』の力で

乗り越えていけるんじゃないかって

そんな気がする。

 

 

 

 

今回お邪魔したのは

川越にあるHAZEさん

 
 
 
それにしても川越って
古い町並みの中に
新しい文化が混ざっていて興味深い。
 
とても半日じゃ堪能できなかった。
(また必ず来よう!)
 
 
 

 

今朝の呼吸瞑想のじかん。

 

 

 

今日は『今●イト』を灯して

留守中に締め切っていた部屋と

楽しかった旅で昂った心をお清め。