pisuドキドキ

第二章…彼方からの使者シラー

その時、窓の外に不気味な影が…!?


…自転車に群がる小学生である。叫び叫び


『な、なんだ、小学生かよ!びっくりさせやがって…』


古びたUFOキャッチャーと共に殺気立っている男を見て二人は目をそらした。

おそらくは、悟ったのであろう…人間が持つ未だ不可思議な潜在能力…そう、第六感で…


いやよく見ると第六感を発動させたのは小学生だけではない…


石ころ蹴飛ばして夕日に泣いた僕…
夜空見上げて星に祈ってた君…
油にまみれて黙り込んだアイツ…
仕事ほっぽらかし頬杖つくあの子…


自らも含めその場にいた皆が、異様な雰囲気を感じていたのである。


そう、まさにその店の周辺はアウターゾーンの入口だったのだ!!


その男は既に100円を10枚彼の口に入れていた…


『クソッ!シット!このファッキン○○が!!』

男が怒る時のいつもの口癖だ。


『どうなってやがる!これじゃいつまでたっても…』


男が怒るのも無理ない…そう彼の胃袋内にあるアームの力ありえないほど弱いのである。


男は「チイッ」と舌打ちし、肩で風をきりながら店内に入っていった。


そして両分けポマードクソ野郎…


ではなく2ドアのスポーツカーなどに乗っていそうなちょっと気の弱そうなAボーイ店員の前に立ちはだかった!!



両替である。




そしてまたキャツのもとに戻り100円を入れた。


しかしながらいっこうに取れない。男の苛立ちのボルテージはジワリジワリと確実に右肩に上がり続けている。

まるで一昔前の日本の経済のように…


そしてそのたまりにたまった苛立ちは予想通り飽和状態のバブルとなり『パンッ』と弾けとんだ!!

『どおりゃー!!』

怒りに怒った男はUFO(以後U)の頭部をぐるんぐるんと揺さぶった。

こういった機械は普通、外部から衝撃を与えると警報が鳴るのである。

無論、Uも悲鳴を上げたのである。普通ならここで警報を聞きつけた店員が走って来るのである。


『声ちっちゃ!』


Uの悲鳴は疲れきっていた。

『僕もう100円いらない。疲れた。だからはやく取って帰って頂けませんか』


そんな風に聞こえた。


その時、男はまるでMT車のミッションのごとくグリングリンとまわしていた手を不意に離した


アームにマイメンが3匹ギリギリ掴まれていたのである。



『うおおおおおー!』『いっけえー!』


男は無我夢中でアームをにエールを送った…


そしてついに穴へ!


ポトリ!


穴の手前で落ちた…


男も膝から崩れ落ちた…


オ…ワ…タ…


カイジという漫画で一世一代のかけに負けた時の気持ち…グニャアアア~…である。

おまけに彼の頭上に置いていた100円玉も揺らした時に頭上に空いていた4ミリほどの隙間に落ちてマイメンのもとへ…

最悪や…


すべてが終わったと思ったその時、男に!!!




圧倒的閃き!!!!!


ラストに続く…

ピスワラ恋の矢