自分は昔から絵が大好きで、たまに美術館に行っていた。あの美術館の匂い、あの雰囲気がなぜか落ち着く。いつも猛烈に早い時間のスピードも、忘れ去られたようにゆっくりと経過していくあの空間が好きだ。最近は美術館にカフェがあるところが多い。ゆっくりと美術館の雰囲気を味わった後に、様々な想像を膨らませ、カフェで一息。これが最高!しかも、センスが良い。


今までヨーロッパに留学時代、フランスのルーブル美術館、オルセー美術館、イギリスのナショナルギャラリー、TATOモダンミュージアム。など幾つか美術館巡りをした。オルセー美術館は、駅がそのまま美術館に変わった為、すばらしい雰囲気を出してる。その発想が面白い。工場の跡地を美術館に変えた、TATOモダンミュージアムも何か異様な匂いと芸術がなぜかマッチしている。


ゴッホのひまわり、自画像。ミレーの落ち葉拾い。など、実際自分の目で見てみると、なぜか不思議な気持ちと、すごい嫉妬がすさましい勢いで、自分の胸に突き刺さった。自分の芸術が何十年後も、皆に愛され続けている。自分の会社は、自分の芸術で、今後何十年も皆に愛され続けるものに出来るのだろうか?


音楽もそうだ、昔から音とアートは重なるものがあり。音も芸術。何か想像を膨らませ、自分のオリジナルな空間を作り上げる存在だ。


これから5年、10年後この世界がどんな形に変わってくのか、今の時代の速さでは想像がつかない。自分はこれからもこの芸術的、デザイン的観点を磨いていきたい。


それが、何かとてつもない発想を産む事を信じて。