随分とブログを放置しておったがFBやTumblrでは投稿してるし
ツイッタでは毎日のようにドラマツイートとかしてます元気です。
で、久しぶりの投稿が何かというとチチの症状について。
アルツハイマー型認知症と診断されて早や3年というところ。
2,3回の診察(3ヶ月ごとに診察)に一度は長谷川式テストをします。
昨日のスコアは9。初診の時が19なので随分下がっています。
当初支援1だったのが1年後に介護1に上がった介護認定はそのまま。
たぶんしばらく介護1が続くと思われます。(体が健康なため)
長谷川式テストに従っていくと
自分の歳→75歳(実際は79)
今日の年月日と曜日→むちゃくちゃ(これは初診当時から)
三つの言葉を覚えたのち簡単な計算や数字を逆から言うのをやってから
最初の三つの言葉を思い出すテスト→覚えたことすら覚えてない
(これも初診当時から)
箱に入った5つのもの(スプーン、歯ブラシ、時計、鍵、えんぴつ)を
見て触って覚えたのちに箱の蓋を閉じ(見えなくし)て5つの名前を言う検査→ゼロ
野菜の名前を言う→5つしか言えなかった
というわけでスコアが9でした。
CTの結果は画像ではっきりと見て取れる脳の萎縮は見られず。
長谷川式テストのスコアが低かったのは「あきらめが早すぎる」から。
これも前頭葉の機能低下による症状の一つ。
もうちっとがんばればものの名前を覚えるとか野菜の名前は言えるかもだけど
その粘りが全くない、すぐ諦める。(ついでに言い訳をする)
もちろんその諦めの早さは日常生活でもよく見られたので先生に伝えた。
あとものの名前が調子が悪いと全然わかんなくなるので
〇〇取って、とか言って〇〇が目の前にあってもわかんない、とかよくあります。
指示を出す時も〇〇をこうして、という私たちには簡単な二段階の指示を出すとパニクります。
〇〇を右手に持って、その右手の〇〇をこうして、などとひとつできたら
次の指示を出すようにしないとパニクって固まってしまったり諦めて
持っていたものをポイと放り出したり。(これやられるとハラたつ)
そんな感じなのでまぁ予想通りの結果でございました。
でも先生がちょっと驚いていたのは一人で出かけない(徘徊行動がない)こと。
帰宅欲求は酷くなっていて、午後になると出かけないのか…って落ち着かなくなる。
がしかし、ハハが一緒に出かけないと悟ると一人で出るのは不安があるのか
家を飛び出すということはない。(いなすのもうまくなったとも言う)
自発的に散歩に行かなくなったので道に迷う心配がない。
「へぇ、ひとりで出かけようと思わないんだねぇ」と先生が不思議がってた。
まぁ一人ででかけちゃって行方不明になることがない(今は)から
見守る方は楽っちゃ楽。(だから一週間の旅行にも行けた)
でも例えばお風呂、歯磨き、身支度なんかはハハの介助がないと
とんでもないことになるのでやっぱりハハの負担はどんどん増えている。
確実に進んではいる。
でもハハも私も進んでいくことはもうとうに受け入れていて
次に何が起きたらということは心配せず、今の現状を受け入れ
また何かあったら対処法を考えよう、と割と鷹揚に構えている。
以上、覚え書きとして残しておく