突然父が車を買いました。
○ヨタ最小プチト○タ♪とかいうやつです。
それはさておき、うちの父は買い物をする時家族に相談しないんです…

「ちょっと電器屋行く。」と行って出ていき、売り場のお兄さんに勧められるまま
デジカメ(5万円弱)をふらっ…と買ってしまう、ように見える。
「ように見える」というのは我が家ではお金の管理の一切をしているのは父なので
例えば今自由になるお金がおいくらまんえんとかいうのを母は一切知らない。
もちろんあたしも知るわけもない。ので母とあたしの目にはまるで父が
「店員さんの言うことに惑わされて買わされてしまった」ように見えるのです。

が、しかしよぅく考えてみると父は前の会社ではずぅっと経理もしていたし
今まで34年間もの間(ものごころつくのが遅かったので実質はもっと短い)
父を見てきたが借金で首が回らないような状況に陥ったことも(たぶん)ないので
家族には相談しないのだけれども実はちゃんと前々から考えていて
予算も立ててはいるということをごくごく最近あたしは気づいた。
(遅い。でも母はまだあまり気づいていない。)

ので今回あたしがいない土曜の午後、突然前触れもなしに車のセールスマンが来て
カタログとお見積書なるものを置いていったとしても実はそれは父にとっては
突然ではないのかもしれない。
母が不安におののいていたとしてもね。(少しは前もって教えてやれ。)

そんでもって次の日曜日の午前中に颯爽と試乗車に乗ったセールスマンが来ても
それは実は父にとっては突然ではないのかもしれない。
母が台所でむくれていたとしてもね。(少しは家計を把握しようね。)

流石にあたしは試乗車がぶいんと来た時点で「あ、こりゃ買う気だわ。」と気づいた。
ほんなら口出さないといかん、と嫌がる母も引っ張って商談にも参加してみたです。
まぁあたしが口出したところでそうお安くもならないのですけど。
おだやかに話を進める父の横でおいくらまんえんお安くなるの~だの
マ○チのほうがかわいいからお父様マー○にしましょうだの
マンゴオレンジがなきゃいやだ~だの横やりを入れていたら
セールスマンではなく父に「だー!金も出さんのにお前はうるさい!」と怒られた。
しかも

「○ムラさんセールスなんだから、うちのムスメどっかに売ってきて。」

と父が言ったらすかさず母が

「うちのムスメ売ってきてくれたら車言い値で買ってやる!」

あ、非道い…

…なにもトヨ○に委託しなくっても…