寒露*次候 *菊花開 きくのはなひらく

 

ブログ「雛遊び*diary]に訪問いただきまして、ありがとうございます。

 

うらやす*みのりの母 です。 

 

ここではブログ「雛遊び*diary」を書くきっかけについて、お話ししています。

よろしければお付き合いください おねがい

 

前回の続きです。

 

第三話 父が頭を下げた日

 

離婚の話し合いの日、父も同席しました。

その席で義父は父に向かってこう言いました。

 

「あんたらの育て方が悪い。そんな娘に慰謝料を請求する権利はない。こっちがもらいたいくらいだ」

 

父は黙って頭を下げました。

 

帰り道、私は父に謝りました。

 

親としてつらい場面に立ち会わせてしまったこと。

 

そして、私が「子どもだけは手放したくない」という思いを貫くために力を貸してくれたこと。

 

そのことへの感謝を伝えました。

 

すると父は、即座にこう言ったのです。

 

「離婚したからといって、出戻りを当てにしても無理だぞ。自分のことなんだから、しっかりやれ」

 

その言葉を聞いた瞬間、私は深く傷つきました。

 

******************** 次回に続く

 

 

義両親にはたくさん良くしていただきました。折に触れ、上京しては子どもたちに会いに来てくださり、面倒をみてくださいました。自分の親とは違い、子孫(こまご)のために何かと手を差し伸べてくれる両親への接し方がわからなかった私は、申し訳ない気持ちから詫びと礼を述べる手紙を書き送っていました。しかし、それが義両親からすれば、「息子の甲斐性のなさ」を責められているように感じられ、辛かったようなのです。良かれと思った行動が、決定的な溝になったことを理解できなかった私は、結婚生活の修復の手立てもありませんでした。途方に暮れた私。次回はそんな私に実父から放たれた不思議な言葉が…。お話しを進めます。