気持ちがほっこりする記事を見かけました。


母の手づくり服には私も思い出があります。小さい頃はハロウィンの衣装とかサマードレスとか、母が姉と私に色違いでつくってくれていました。


そういうのも影響しているのでしょう。今、私が服づくりを楽しんでいるのは。


旅先でもつい生地屋さんがあると寄ってしまいます。その土地らしい模様や色彩センス、あるいは予算が許すなら伝統布生地を買ってしまいます。


それで服をつくるのが、自分への旅土産。


パターンのカッコいいワンピースやブラウスで都市の街を歩けるほどのデザインのは心許ない技術だけれど、着心地いい日常着はつくってはじゃんじゃん着ています。


ののくさ堂のコンセプトは「日々の中に身近な上質を」。


ものづくりがある暮らしは、心を満腹にしてくれます。

小さい頃からの思い出。今、私は自分にあの贅沢をたくさん与えて楽しんでいるのです。


手づくり服の記憶も昭和世代なら結構皆さん、何かしらあるのじゃないかしら。

身近な"ものづくりニッポン"、実は貴重で豊かな時代でした。