その昔、レコルダブルというサーバーに伝説の騎士がいたという。
その名は「雷帝の騎士」。
厨房全開の恥ずかしいキャラ名とナルシストな性格で他人を見下した発言、
そのくせハゼでは低火力木の葉トレインで溜め過ぎて死亡()の他、
2ちゃんで自分や身内が叩かれると即湧きして擁護の書き込みを繰り返す。
瞬く間に彼の名声はレコ鯖で不動の物となった。
また、大の要塞好きでも知られ、レコ鯖時代には中堅処の要塞クラブのマスターも務めた。
そのクラブ名は「GoldenKnights」。
直訳すると黄金の騎士団()と言ったところか。
とりあえず「騎士」と言う単語が彼の萌えポイントらしい。
サブのキャラ名も「○○の騎士」という名前がズラリと並ぶ。
私だったらキャラを消去して忘れてしまいたいほどの黒歴史になるであろうが、
彼はそんな事を気にもせず騎士としての使命を貫いた。


レコ鯖で伝説の騎士の称号を欲しいままにしていた彼であったが今から約2年前、
配下の見習い騎士達を置いて突然姿を消した。
そして彼はまさに伝説となった。





時は流れ2012年初夏、雷帝の騎士の伝説も人々の記憶から失われていった頃、
レコ鯖は鯖統合によりオルランヌ、ネニャフルと併合されミストラル鯖と名を変えた。
かつての最狂鯖、魔界と言われるほど人々の心が荒んでいた猫鯖、
そして現在全鯖中で最も基地外クラブとされている、
このブログでおなじみの害虫軍団を擁するオル鯖。
雷帝の騎士の活躍によってもたらされた平和に慣れきっていたレコ鯖民は、
オル、猫鯖の民度の低さに圧倒される。
特にひどいのがオル鯖の害虫軍団。
ゴキブリは一匹見つけたらその20倍は生息するものと思え、とはよく言ったもの。
鯖統合によって各鯖に住んでいた潜在的にゴキブリ意識を持つ連中が一斉に害虫軍団に加入する。
先にここで紹介されたせっちゃんしかり。
新規加入者を加えた他に、街やDOPで害虫と仲良く馴れ合う者、
害虫と取引をする者、害虫とPTを組む者、本体が害虫と知りつつ害虫のサブをクラブに受け入れる者、
ミストラル鯖のほとんどが広い意味での害虫関係者となってしまった。
そして害虫軍団によってミストラル鯖は制圧されてしまったのである。
しかし、鯖のほとんどが害虫関係者となってしまった現在でも希望を捨てない者もいた。
彼らは待っていた。
この鯖に平和をもたらす救世主が現れることを。
そう、いまや伝説となった雷帝の騎士が復活する日を。


書くの疲れたからまた後日ノノノノノノ