Peace By Piace
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貴方の存在が何よりも‥‥

ごめんなさい



ごめんなさい



ずっと繰り返し



繰り返し



謝り続けていた



笑っても、喜んでいても



心の奥底で



俯き、涙し



謝っている



ごめんなさい



私は貴方の言葉を大切に出来なかった



ごめんなさい



何より欠け替えのない貴方の言葉だったのに



ごめんなさい



私が弱くて、不甲斐なくて



ごめんなさい



逃げる為に言い訳を作った



ごめんなさい



ごめんなさい



気付かないふりをしてたけど



本当の事を言うよ



こんな私を貴方はどう思う?



ごめんなさい



懺悔する私に



貴方はそっと微笑んで



包まれた右手は温かく



耳に響いた声は優しい



貴方は謝る僕に首を振った



謝らなくていいよ



見透かす様な眼差しで



私を真っ直ぐに見た



その目に、言葉に、



私は新たな涙を流した



ごめんなさい



ありがとう



ありがとう



貴方は私の心の中心で



私をいつも支えてくれる



柔らかで、溶けるような



貴方の雰囲気は



私を何度も涙させる



ありがとう



貴方に出会えた事



ありがとう

夜闇を歩く

暗い、暗い、夜闇の中





馴染んだ布団に体を隠し





堅く、堅く、目を閉じる





あぁ、早く眠らなければ





明日になってしまう





あぁ、早く眠らなければ





朝が僕を攻め立てる





あぁ、早く眠らなければ





しがらみの中で生きていけない





あぁ、





眠らなければ





明日は来ない?





朝と夜の狭間で、僕は





疲れた今日にお別れを





疲れるだろう明日に背を向けて





この夜闇の空間で生きれるのかな





明日なんて、ただ退屈で億劫





今日なんて、ただ無味で色褪せている





未来も、過去も





後悔と、恐怖だけ





ただただ流れる曖昧な場所で





僕は眠っていたい、




もう、目が覚めなければいい





もう、陽が昇らなければいい





そう願うのだけれど





陽は昇り、朝が来る





僕が眠らなくても





僕が目を覚まさなくても





明日は今日を追いやって





新しい日差しを敷き詰める





全ては残酷で





僕の思い通りにはならない





世界は優しくて





いつだって平等だ







僕は、微睡みに落ちていく





辛かった今日を捨て、





辛いだろう明日を恐れ、





暗闇の温かい場所に落ちていく







僕は、浮き上がるように目を覚ます





嘆きの今日は陽の光に追いやられ





恐れた明日は遠ざかる





新しい今日が振り降りて





僕は微睡みの世界に居られない





夜闇を捨て、





陽の下に晒される





そこには、柔らかな温かみが満ち





そして、変わらない道がある





僕は、踏み出す





今日を嘆き、





明日を憂う





その道の続き





そこから外れた、草だらけの場所を





僕は、初めて踏み入る場所





そこで、僕は





どんな狭間に出会えるのかな





今日と明日の中を





心安らかに眠れるのかな





今日を噛み締め





明日に胸を逸らせる





そんな僕になれるだろうか





あぁ、





理想と現実の違いを見る事を恐れ、





踏み出さない僕を





無理矢理に抑えつけてでも





歩き出す、歩き出す





今を、





昨日を





明日を





いつかを…








微睡みを抜けた





僕の周りは草だらけ





僕の前も草だらけ





振り返れば、道がある





その先に、あの道が繋がっている





もう、戻らない





戻りたくないから





僕は、目を開けて





夜闇に逃げない





光を芯に受け、





歩け、歩け





瞬間を…、恐れるな








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王様は裸

素敵な素敵なお召し物




心の美しい人にしか見えません




聡明で、清らかで、慈愛の心を持つ王様に




見えぬはずがありましょうか?




王様は見えない衣を纏って




まるで見えてるかのように歩きます




小さな小さな笑い声が聞こえます




王様を笑う声が聞こえます




全てを晒す王様を




笑う声が響きます




王様はなんて馬鹿なんだろう




王様はなんて見栄っ張りなんだろう




素敵な素敵な衣が見えないって




どうして正直に言えない




幼い子供が言いました




どうして王様は裸なの?




心の清らかな無垢な目が言いました




一斉に笑う声が響きます




みんなが王様を笑います




王様は恥ずかしくて、




悲しくて、




だけど、そんな自分に笑えてきて




おっきな声で笑います




見栄っ張りな自分を




吹き飛ばす様に笑います




笑って、笑って、




王様には隠すものが無くなりました




そうしたら、




王様はみんなに愛されました




裸の王様は人の輪の中心じゃなく




人の輪になれました




幼い子供は王様を見ていいました




恥ずかしくないの?




真っ直ぐで柔らかな視線が向けられます




王様は暖かに笑って答えます




私は私だから、




隠す事のほうが恥ずかしいんだ




そう気付けたんだ







裸の王様だったのが




王様は裸になりました




似ているようで




大きく違うその意味を




王様は洋服を着ても忘れません




裸のままで




私は私なんだ、と








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