クローバー2024年6月2日、地域通貨「ピース」の第15回会員交流総会を開きました。

ラブラブ15回ということは、活動開始から15年経った後の総会ということですが、残念ながらこれが最後の総会となることをお伝えしなければなりません。

グリーンハーツ会員相互の助け合いを目的に結成された地域通貨「ピース」でした。発足当初誰かのお役に立ちたいと加入された会員さんが7~8割を占めていましたが、その会員さんも次第に高齢となりおばあちゃんおじいちゃん、逆に援助を求める立場になってきました。この間、個人情報保護の強化により会員同士でも直接連絡を取ることが難しくなってきたこともあり、運営委員(運営委員も高齢化)の負担がますます大きくなってきました。今後の会の継続について運営委員会で協議を重ね、前回の交流会では皆さんのご意見を伺った上で、来年3月末で活動を終了することとなりました。

花束はじめにから

運営委員長の藤岡から2024年度で解散するにあたり、地域通貨「ピース」の誕生から15年の歩みについて話がありました。総会資料の「はじめに」にまとめられた文章の中で、「ピースの役割と存在理由」では、こう述べています。「日本各地の地域通貨の多くが消えてなくなるなか、15年間も活動を継続させてきたことは奇跡に近いことだと思っています。超高齢化社会を迎えるなか、相互ボランティア組織として地域通貨『ピース』が果たしてきた役割や存在理由がなくなったわけではありません。ますます必要とされる活動であり、15年間に育まれた人間関係や絆は貴重な財産であると思っています。」

ピンク薔薇2023年度の事業報告から

 2024年度のピース券利用回数は338回でした。最も多かったのは「その他のありがとう」で129回、次いで「庭木の枝きりなど」68回、「商品の一部を地域通貨と交換」33回、「お店番の手伝い」20回、「チラシ配り」20回、「農産物の提供」11回、「景品・備品の提供」10回、「パソコンでの文書作成、パソコンの指導」10回、「裁縫」6回、「買物の代行、買物の付添い」6回、・・・・・

赤薔薇会計から

 会計の鈴木さんから2023年度会計決算報告と2024年度予算案の報告がなされました。

カップケーキ商店会員の清月さんから1割引きで準備していただいた和菓子(とっても美味しかった!)をいただきながら、一人一人から「ピース」に対する思いや意見を話していただきました。

<会員さんからの依頼>

クローバークローバー会員さんから庭の草むしりの希望があり2人で受けることは決まっていました。ただ、ちょっとハードアセアセかなと思っていたところ、さらに1人が手を挙げてくださり、3人で来週伺うことになりました。3人なら30分くらいで済みそうな仕事で、良かったです!!

文責 113.Ohmori