株や為替、経済について関心があるので、折に触れては、本を読んだり、ネットやテレビ、新聞等で情報を収集したりはしていましたが、その中で、わかっているようでわかっていない 機会があったら詳しく勉強してみたいなー、とずーっと思い続けていたのが、まさに本作のテーマ”金利”でしたので、書店で見かけたとき、私が長らく求めていたのは、これだ!と思い、手に取りました さらに、著者を見てみると、あのテレビ等でもお馴染みの?上野さんでしたので、即買い。
世界一?、かどうかはわかりませんが それでも、とても分かりやすく、図なども多用されていて、読みやすく見やすい。金利まわりのことを多方面から、丁寧に説明、解説されているので、非常に勉強になりました
最初は、いつもどおり、自分に必要なことをメモしていましたが、マクロミクロ的なつながり、関連事項などもらさず書きたくなり、なんだかすべてのまとめノートのようになっていき、もちろんそのまま書いていった方がさらに勉強にはなりますが、読むスピードが如何せん遅すぎるので、途中からは、付箋を貼るだけにして読み切りました。
しつこいようですが、本当に勉強になりました。もちろん、まだ理解が足りないところがありますので、そのへんを中心に再読し、また金利のバイブルとして今後も手元に置いておきたいと思います。
ということで、内容については、出版社の紹介ページの【本書のオススメポイント】、【目次】、【著者プロフィール】を参考のため以下に転載させていただきます。
おかげさまでようやく金利についてわかってきたような気がします。
感謝です
【本書のオススメポイント】
・金利ってそもそも何だろう?
・優遇金利のカラクリにダマされないようにしよう
・固定金利と変動金利の特徴を押さえよう
・なぜ預ける金利よりも借りる金利が高い?
・住宅ローン選び、お金の運用が上手になる
・短期金利の代表的な指標は?
・長期金利の決まり方
・金利・債券の先物取引から金利動向を読む
・景気の良し悪しでどう変わる?
・米国の金融政策が日本の金利を動かす
・個人の資産運用の動向がとても重要
・英国のBOEは「ブレグジット」で難しい舵取り
・BRICsの金利を動かす4つの中央銀行
・プロは金利動向をどのように予測している?
・国内、海外の要人発信はこう読め!
・アパート・マンション投資の2つの利回り
・金利負担を減らせる住宅ローンの一部繰り上げ返済
【目次】
●Part1金利は私たちにとって最も身近な経済ルール
●Part2金利を決める金融市場の基本的なしくみを理解しよう
●Part3金融市場と市場金利の動向を詳しくみてみよう
●Part4経済が金利を動かすしくみを理解しよう
●Part5金利を動かすプレーヤーたち
●Part6世界の中央銀行と政策金利をみてみよう
●Part7金利動向を読み解く考え方とテクニック
●Part8投資の金利・利回りに強くなろう
●Part9借りる金利・利回りに強くなろう
【著者プロフィール】
みずほ証券チーフマーケットエコノミスト。
1963年青森県生まれ、育ちは東京都国立市。85年上智大学文学部史学科卒業。法学部法律学科に学士入学後、国家公務員Ⅰ種試験に行政職トップで合格し、86年会計検査院入庁。
88年富士銀行(現みずほ銀行)入行。為替ディーラーを経て為替、資金、債券の各セクションでマーケットエコノミストを歴任。2000年みずほ証券設立にともない現職に就任。
質・量・スピードを兼ね備えた機関投資家向けのレポート配信、的確な経済・市場予測で高い評価を得ており、「日経公社債情報」エコノミストランキングで2002年から6年連続で第1位、
その後身の「日経ヴェリタス」エコノミストランキングで2011、16、17、18年に第1位(通算10回は最多記録)。共同通信「経済予測ダービー」で2011、12年に第1位。
著書に『No.1エコノミストが書いた世界一わかりやすい為替の本』のほか、同じシリーズで『経済の本』『株式の本』、『トップエコノミストが教える金融の授業』(かんき出版)、『トップエコノミストの経済サキ読み術』(日本経済新聞出版社)、『国家破局カウントダウン 日本を救う三つの処方箋』
『「為替」の誤解』(朝日新聞出版)、『日本経済「常識」の非常識』(PHP研究所)、『デフレは終わらない』『虚構のインフレ』(東洋経済新報社)、『「依存症」の日本経済』(講談社)、『チーズの値段から未来が見える』(祥伝社)など。経済雑誌への寄稿も多数。