動物パ-クの中にある
お食事コ-ナ-
メニューのボ-ドに
インテリアグリーンの葉っぱで
落っこちないように
結わえられた
おおきな
とりさんのぬいぐるみが
かわいい足裏をみせながら
すわって
こっちを見ていた
もう、ずいぶん長いこと
そこに座って
お客さんを見つめ続けていた様子が
見てとれた
新しくはないけれど
眼差しが優しくて
深くて
こころの奥に
すっと
話しかけてくれるような
そんな感じがした
そういえば、お土産コ-ナ-に
同じような
色と形の
とりさんのぬいぐるみが
一羽いたのを
思い出した
足早にお土産コ-ナ-へ
ひっくりかえって
もう少し近づかないと
足しか見えなかったけれど
一羽だけ残っているようだった
足取りが早くなる
同じ色と形と
大きさだったけれど
目が違った
メニューボ-ドのとりさんの
兄弟は
見つけられなかったけれど
あの眼差しは
いつまでも
こころに残った
ひっくりかえった
とりさんを座らせて
「また来ようね」と
僕と
ゆっくり
午後の日差しの中を
歩き始めた
ご訪問頂きありがとうございます。(⌒‐⌒)
こころがやわらかさをおび
弾む声から
満ちたこころが
つたわってくる
静かに遠くまで足をのばし
そこにある
いつもと離れた
空気や風景に
こころを染めて
境界線が
どこまでも
クリアになったこころに
日常が明るく映りだす
いつのまにか
深まった息に
こころが
軽さをふくみ
あなたのこころは
やわらかな
笑みを
ずっと
たたえている
皆様どうぞ素敵な一日をお過ごし下さい
(*^.^*)