杜氏の高橋さんは半世紀酒造りをして来て、利益を最優先することに疑問を持ち、それを認めて受け入れてくれたのが先代の社長だったそうです。
それから妥協せず、おかしいと思った事は変革していき、でもそれをするには設備投資などお金がかかると思うけれども高橋さんを信頼してやっていって、「雪の茅舎」というお酒が出来たそうです。
社長はこの番組にはみんなで出来たお酒を飲むシーンにしか出て来てませんでした。
昔から目立とうとはせずに、でもみんなに信頼されてそれに誠実に応えていた人でした。
社長になってもそういう所は変えずに高橋さんやみんなと一緒に美味しいお酒を造る為に頑張って来たんだなと思ったら胸がいっぱいになりました。
高橋さんはいつもニコニコしていて、どうしてか尋ねられたら「楽しく造らないと楽しく飲める酒にはならない。」と言っていました。
そういう気持ちで自然と共存しながら造っているということを知った後に飲むこのお酒は本当にまろやかで美味しくて調和の取れたお酒でした。

























































