すずらん 動かず… | be alive 〜 君はオンリーわん!

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動物愛護団体『アイドッグ・レスキュー隊』で
保護犬の預かりと
次世代の子どもたちへの啓発活動のお手伝いをしています。

命あるもの皆が、幸せに暮らせる世の中になりますように…

我が家に来たばかりの頃の 

すずらんさん


直立不動で一歩も足が動かせません





隔離中は仕事する仮母の背後

サークルの中で静かに過ごしておりました


サークルの中での移動は出来るので

その扉を開けたまま

たまに声をかけてあげると

立ち上がり尻尾はフリフリしっぽフリフリ


ただ扉から顔だけはだしても

柵から出て来る勇気が無く


おまけにシートの上で寝て

ベッドに排斥をする

掃除をするために

無理にサークルから出せば

ピタッと時が止まった様に

動けない…


長いお留守をしたある日

やっとベッドの心地良さを知ったすずらん

シートで排斥をした形跡は無くキョロキョロ

ベッドの中で排斥をし

全て抱えて平気で寝そべっているネガティブ


心地よく眠る姿を見たら

使わせてあげたいけれど

ベッドや毛布の洗濯が間に合わな〜い笑い泣き





これは

診察台に載せられたすずらん


直ぐに腹這いでなすがまま

何をされても一切抵抗もせず…

観念した姿








両目は艶々と輝く眼球では無く

黒い膜がべったりとこびりついて

視界を妨げています

(重度のドライアイからの色素沈着)


避妊手術

協力病院の院長先生からのお話しは


これまで繰り返えされていた帝王切開と

その乱暴な縫い方に

臓器や腹膜に子宮が酷く癒着していて…

膀胱を傷つけてしまう可能性もあり

子宮の摘出は出来なかったそうです

2つの卵巣は取って頂きましたので

避妊は出来ています


こんな身体の状態や

すずらんの行動を考えると

これまでどれだけ怯え耐えて生きて来たのか…

辛くなります


お店の中で値札をつけられた無邪気な子犬達

その可愛い子犬を産まされる為に

かたや犠牲になっている子達が

存在する現実を

多くの方々に知って欲しいと思います



下矢印静止画ではありません


繁殖犬として

長年狭い檻の中で過ごし

たまにそこから引きずり出される時は

更に辛い事があると言う事を

意味していた訳ですから


未だにこうして身体を強張るすずらんが

時間はかかっても

自ら外に一歩踏み出して

冒険を始める日が来るのを

待ちたいと思います


避妊手術後も

痛みを全く訴える事無く

ご飯をモリモリ食べるすずらん

食べる事は大好きです音譜


傷も癒えた数日後

いよいよリビングデビュー!!


きっと

どっぷり家庭犬そのものの3頭が

色々な事を教えてくれると

期待して爆笑びっくりおねがい



アイドッグ・レスキュー隊


P母