人間と動物の違いは何だ? | 吉田松陰先生の松下村塾ここに復活! どう生きるべきか!を学ぶ場!(東京都)

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吉田松陰先生とは、歴代No.1の教育者です。
松陰先生の大和魂に触れ、
いてもたってもいられずブログを始めました。


人間と動物は何が違う?


なぜ、人間は動物を喰らい、万物の霊長という不動の地位を確立した!?


子どもに聞いても、大人に聞いても、この問いの答えは個性があり面白い。




この問いの答えはない。



大切な事は、人間を知り、動物を知る。


この世に人間として生を受けたありがたさ、


動物も生き物であり、命がある。


その命を喰らって、我々は生きている。


我々は人間としてどう生きるか?


動物を殺し、ただ何も考えず喰らい、生きる。


動物に失礼ではないか!!!


人間を知り、動物を知るということは、生きる上で大切な事である。




まだまだ学問の未熟な僕ですが、僕が思うのは、

一つ目は、仁。 つまり、真心。他人のために尽くそうという純粋な気持ち。

二つ目は、コミュニケーション(読み・書き・話す)。


三つ目は、知恵と器用さ。


人間にはこの力があるのです。


松陰先生は、人間には五倫がある。と言われています。




【吉田松陰先生に学ぶ】


凡そ生まれて人たらば、

宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし。

蓋し人には五倫あり、

而して君臣父子を最も大なりと為す。

故に人の人たる所以は忠孝を本と為す。



人間に生まれたならば、

人間と動物の違いを知るべきである。

人間には五倫(人間として守るべき五つの道)がある。

君臣と父子を最も大切とする。

よって人間は、君主(現代であれば上司)に真心を尽くすことと、

よく父母に仕えることを基本とする。



*参考

凡そ(およそ)・・・おおよそ。おおむね。

禽獣(きんじゅう)・・・動物。鳥やけだもの。

所以(ゆえん)・・・いわれ。わけ。理由。

蓋し(けだし)・・・おもうに。

五倫(ごりん)・・・父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信。

而して(しこうして)・・・しかして。しかし。けれども。しかるに。

故(ゆえ)・・・ゆえ。わけ。理由。