人間と動物は何が違う?
なぜ、人間は動物を喰らい、万物の霊長という不動の地位を確立した!?
子どもに聞いても、大人に聞いても、この問いの答えは個性があり面白い。
この問いの答えはない。
大切な事は、人間を知り、動物を知る。
この世に人間として生を受けたありがたさ、
動物も生き物であり、命がある。
その命を喰らって、我々は生きている。
我々は人間としてどう生きるか?
動物を殺し、ただ何も考えず喰らい、生きる。
動物に失礼ではないか!!!
人間を知り、動物を知るということは、生きる上で大切な事である。
まだまだ学問の未熟な僕ですが、僕が思うのは、
一つ目は、仁。 つまり、真心。他人のために尽くそうという純粋な気持ち。
二つ目は、コミュニケーション(読み・書き・話す)。
三つ目は、知恵と器用さ。
人間にはこの力があるのです。
松陰先生は、人間には五倫がある。と言われています。
【吉田松陰先生に学ぶ】
凡そ生まれて人たらば、
宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし。
蓋し人には五倫あり、
而して君臣父子を最も大なりと為す。
故に人の人たる所以は忠孝を本と為す。
人間に生まれたならば、
人間と動物の違いを知るべきである。
人間には五倫(人間として守るべき五つの道)がある。
君臣と父子を最も大切とする。
よって人間は、君主(現代であれば上司)に真心を尽くすことと、
よく父母に仕えることを基本とする。
*参考
凡そ(およそ)・・・おおよそ。おおむね。
禽獣(きんじゅう)・・・動物。鳥やけだもの。
所以(ゆえん)・・・いわれ。わけ。理由。
蓋し(けだし)・・・おもうに。
五倫(ごりん)・・・父子の親、君臣の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信。
而して(しこうして)・・・しかして。しかし。けれども。しかるに。
故(ゆえ)・・・ゆえ。わけ。理由。