Re:「長子権」とその使命。祝祷;孝進様家庭が「長子権」の継代を継いでいく | peaceのブログ

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「天の父母様聖会」とは、政治、宗教、経済、学術、メディアなどのの壁を超えたコミュニティーです。
人類の父母である神様の元に人類が一つの家族となり、平和世界の建設という理念を掲げているのが、「天の父母様聖会」です。

七男様・四男様は、現在のお母様に対して敵対的姿勢をとり、さらに家庭連合から統一教という宗教団体に戻し、甚だしくは強いアベル思想で祝福式の場で銃器を持たせるという非原理的姿勢をとっています。
それに対し、三男様は、お母様を真本来の母のの位置(お父様の対象位)に戻ってくるように祈り、懇切な手紙を渡しています。消去法的に見ても三男様が真の家庭の代を継ぐ長子として浮かびあがってきます。

長子権とは、神様と人間が真の愛、真の生命、真の血統の関係を結び、これを後世に相続していく上で、代表的な息子に付与される重要な権限を言います。数多く強調された三大王権の教えも、長子権を通して相続され、完成されるのです。
もし長子権が立たなければ、神様と人間の根本的な父子関係も立てられず、また、その関係が後世につながることもできません。

…(略)…


そもそも、長子(カイン)というのは、真の子女様のご兄弟の中で「年長の子女様である」というだけではありません。長子は父の権威を代表する存在です。
神様の摂理歴史を見てもそうですが、長子権は生まれた順序によって自動的に決定されるものではありません。神様の摂理歴史でいう長子権とは、単に一つの家系を継ぐという「血統的な側面と意味」だけではなく、最も重要な神様の摂理的な使命を正しく継承して、責任を持って成しとげなければならないという意味が、含まれているからです。


長子権は、摂理の中心であられる神様の祝福と公認を受ける立場です。ですからお父様は、お父様の家庭に最初の息子が生まれたからと言って、30歳を越えた時点で長男・孝進様に長子権を伝授しませんでした。お父様も子女様の中に「自分の責任を果たし、天が公認せざるを得ない資格を備えた息子」が現われるのを待ってこられました。

最終的に、お父様が子女の中のお一方を(摂理的)長子(カイン)の座に立てられれば、その息子は象徴的な次元ではなく、実質的に父の全ての使命と責任を継承するようになります。それのみならず、これを遂行するための父の権威と基盤の全てを相続するようになります。このように長子(カイン)は父を継ぎ、摂理の中心人物として、責任をもって神様の摂理を導き、そのみ旨を果たさなければならず、後代にそれを完全に伝授しなければならない極めて重大な立場にあります。

 

自称ルポライターtomy4509が上記コメント欄に投稿したものです(以下)。

 

お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです

 

(コメント1)

 

 

長男と「長子権」では言葉に大きな違いがあります。
エサウとヤコブ、エサウからパンとレンズ豆のあつものでその「長子権」をヤコブが奪っていったでしょう(原理講論P.332)。

1985年8月16日の「一勝日」に長男・孝進様に長子権(カイン)としての祝祷をされました。その時のみ言を読まれたでしょうか?

◆「お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」」
https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201805130001/
https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201805130002/
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 私がいつもお母さんに言っているように、私が天の前に間違っているならば、その代価は子女を通して受けるのです。それは天理がそのようになっているからです。子女を通して蕩減しなくてはなりません。​万一、間違ったことをしたならば、その子女が必ず悔い改めて倍価の努力をしなければならない立場になるのです。その間違ったことを知りながら、過ぎた日の父母様に与えたすべての心の痛みとか、食口たちに被害を与えた過去のすべてを反省して、深く悔い改めなくてはなりません。​

 長子の使命

 このような観点から、もし孝進君にそのような過ぎ去った日々があるとすれば、それによって天の前に帰って、過去を完全に切ってしまい、アベルのような立場て忠臣・孝子となる彼らの前に立って悔い改めた後に、そのアベルのような孝子や忠臣以上に努力するというような立場に立つならば、そこから初めて、今まで述べてきた長子圏の出現が孝進君を通して成るようになるのです。

​ 聖婚式を挙げた真の父母の息子が、本来の長子の座に立つことができるということです。そのような観点から、伝授式が行われなければならないのです。​
…(略)…
 これから、先生以後に、孝進の後孫たちがそうするとき、代々に亘って受け継いでいくのです。誰が継代を受け継ぐかという問題ですが、もちろん、長男が受け継ぐのが原則です。しかし、長男がすべてにおいて不足のため、伝統を受け継ぐことができない場合は、兄弟たちを集めた公的会議の場で話し合わなければなりません。兄自身が自己の不足を認め、「家庭の伝統を立てることができないために、誰かが私の代わりに立って欲しい」と願い出るべきです。そのような要請があれば、公的会議または家庭会を開き、全員が祈祷した後に選定されなければなりません。​
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https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201805140000/
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 さあ、祝福の話を続けましょう。先生はカインとアベル基盤を築かずしては、父母として復帰される基盤を持つことができません。即ち、カインとアベルの二人の息子を生んだままの父母では、天の側に立つことができないのです。父母は、カインとアベルを、神の長孫・次孫として登場することのできるそのような息子・娘を持った時に、初めて堕落しないアダム・エバの位置を受け継ぐことができるのです。これが原理です。
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https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201805140001/
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 私は孝進に尋ねるが、これからはお父さんの代わりに、この統一家のいかなる食口にも負けないように、中心的長子の責任を果たして行かなければなりません。その誇りある位置に立って、サタン世界を神に戻すための勝利の旗を掲げることを父母様の前に誓うだろうね。
…(略)…
 お前たち三人だけでもそのようにするならば、その次には姉さんたちや、その義兄たちも自然に一つになるに違いありません。

 それで、きょうは祝福された譽進、孝進、興進の三家庭を連結させるのです。家庭は息子が代表者となりますから、アジュマ(註・ここでは兄の妻をさしている)たちは下の兄弟たちの前に、代表者の妻としての教育をしなければなりません。姉さんもですよ。そのような行ないを通して我々の家庭を立てて行くのです。三人の息子だけが一つになれば、弟たちや妹の夫たちも皆付いて行きます。三人の息子はそのような重大な責任を持っているのです。
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<続く>

peace 2023-04-29 06:29:5

 

 

 

(コメント2)

続きです。


◆「お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その5)」
https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201805150000/
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真の父母の道

 ​その父母に対して、たとえ一言でも不従順をして痛い胸に針を刺すことは、自分が千遍死んだとしてもなしえないという、そのような血族であることを誓うお前たちにならなくてはなりません。
…(略)…
 ​お前たちだけが、長子、次子を中心とする闘争観念をなくして完全に一つになる日には、お前たちを通して、統一家を中心にした地上天国の理念が実現されていくのです。​
…(略)…
 さあ、ではここに来て立ちなさい。祈祷することにしましょう。そのために祈祷しなければならないのです。(孝進様、顕進様、國進様を中心に、子女様方が立ち上がって一列に並び、一つになって手をつなぐ。また、御父母様も手をつながれる。)​

 祈祷

 愛するお父様、あなたの創造の聖業が、あなたの本心が願っておられた所望として、実体を通して永遠なる愛の理想を立てようとなされた、その所願の心であることを、いま一度回想するものであります。
…(略)…
 今、孝進君と顕階君と國進君に、十二家庭を代表した三家庭の息子としての責任を負うことを命じることにより、孝進君には兄弟を一つにするための重要な責任を果たすことを命じました。残る九人の兄弟たちをも一つにして、統一家の伝統的家庭を正しく立て、その因縁を祝福された教会の後世たちにそっくり渡し、拡張することのできる恥じなき長子とならしめてくださり、系代を受け継ぐことができるよう祝福してください。​
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このように、長男・孝進様に「長子権」の祝祷をされていましたし、孝進様が聖和されたとしてもその後孫へと継代をついでいくことも語られては現在もそれは有効です。
孝進様の「長子権」をほかのどなたかに移されたというお父様のみ言とかはどこにもありません。孝進様の聖和直後の4月6日、顯進氏と国進氏をカイン・アベルに立てられての儀式がありました。そこでも「長子権」委譲ありませんでした。霊界での孝進様、興進様、そして、地上でもお母様を中心として兄弟関係を正されたものでした。

万が一に顯進氏が「長子権」と言われるのであれば、孝進様がお父様から命じられた兄弟姉妹を一つにする使命を担ってのものです。それを顯進氏はされておられますか?
自称ルポライターtomy4509からの検証は「否」でした。

 

peace 2023-04-29 07:14:10

 

 

「一勝日」のみ言からこんにちを考える!!(2019.08.16)

 

 

2008年3月17日、孝進様が聖和された。
その1ヶ月も立たずにあった出来事は、4月6日の第49回「真の父母の日」(ハワイ・キング・ガーデン)におけるお母様を中心として顯進氏と国進氏のカインアベルの儀式であった。私の過去記事でも書いてきたものであり、
この地でお母様が生んだ孝進様(天の長子カイン)を霊界に送ることで興進様(天の次子アベル)と一つとなって霊界が統一されるので、この地上でもお母様を中心に顯進氏と国進氏も一つになることを願われた。

ところで、2008年7月19日は真の父母様等を載せたヘリコプター事故があった日だ。その後の「8月1日、天正宮博物館訓読会でのみ言」を語られていた(ファミリー2008.10月号)。
手元にある方は是非全体を読まれることでより深い内容を理解されるものと思われるが、ここでは関連する一文の引用に留める。

​ その日(3月17日)​は、孝進君が責任を持って霊界に行った日です。世の中を旅立つとき、二時間前に……。分かれた霊界と肉界を埋め合わせ、統一圏の大道を築くために行ったのです。世の中で言えば、長子である息子は父母様の誇りであり、父母様の栄光であり、父母様の結実とならなければなりません。(孝進様は)サタン世界の渦中で、その波に引きずり回され、世の中をすべて回りながら、最後には、真の父母しかいないということを知ったとき、父母の前に長子として責任を果たすことができないわたしが何をするのかと、申し訳なく思ったというのです。天上世界の新しい朝となったその世界、天と地が分かれ、父母と子女が分かれ、万有の存在の細胞と細胞がすべて分かれうる、その場を受け継いでいくならば、息子の召命的責任を果たしてから行くということで、命をささげたのです。統一家の最後の壁を片付けて越えていくことによつて、孝進に対して、嫉妬心、ねたみ、怨讐の概念を持つことができない場が始まるのです。
 その場に上ったので、一つになることができなかった自分の兄弟たちを一つにするために、父母の前に孝の道を行くようにさせ、神様と真の父母を分けた壁を一つにして、天上世界に安息日ではなく安侍日を迎えることができる秘訣として双合十勝数を抱き、自分が代わりに孝子の道を行き、果たせなかったすべてのことを、自分が死んで体と霊のすべてをささげてこれを所願成就させようとしたのが、孝進お兄さんが行った道です。それを知って、二時間以内にそのような決心を成し遂げることができるように天は措置してくださり、神様が、また真の父母様が助けて、過去の誤ったこと……。​​


4月6日の顯進氏と国進氏のカインアベルについての背景が、ヘリコプター事故後のここでも語られていた。
同じく2008年12月の式でもまたお母様を中心にしてカインアベルは顯進氏と国進氏であった。
 


このようにお父様のみ言から見ても、お母様を中心として顯進氏と国進氏は宿命的なカインアベルの蕩減を背負っている。サンクのいうところの仲良しクラブの亨進氏と国進氏のアベルカインの関係は、父母様は認めておられない。

もちろんのことだが、家庭連合にはカイン・アベルの勝利的モデルは健在していた。孝進様家庭と興進様家庭がそれであった。1985年8月16日の一勝日での父母様の祈祷が起点となっていることは言うまでもないことだ。

お父様のみ言「孝進君が長男、孝進君の後孫たちが継代を受け継いでいくのです」(その4)(以下)。

​文鮮明先生御言選集 19850816 - 一勝日におけるみ言葉 4​​

一切の蕩減を清算し、希望の出発の時

 このように、私一人だけでも、ゴリアテに挑むダビデのように、アメリカを相手に闘いながら現在に至っているのです。もう十三カ月になりました。十三の数はアメリカで最も悪い数でしょう? 十三カ月間に何をしたのか。闘ったのです。十三カ月間で闘いを終らせなくてはならないのです。日数で言えば、約四百日近い期間にそのための闘いをしてきたのです。また、監獄でのこの闘いを通して、監獄からでも、天上までの道をつなぐ仕事をしたのです。これによって、地上地獄から天上地獄へのハイウェイを作るのです。先生が今ハイウェイプロジェクトをするのは全部意味があるのです。それで、今つなごうとしているのです。

 以上のように、先生として、あるいは父母様として立てることのできる条件を、今度の監獄の場ですべて成しました。お前たちに話をしたように、今すべて動いているのです。なぜならば、私でしかできない仕事であるからです。こういう日が訪れてくるのです。私がみんな成して、苦労の四十年は終りました。新しい四十年に向かって行くその日からは、我々の世界にならなくてはならないのです。

 ​一九九〇年になれば、私の年が七十歳になります。二〇〇〇年が八十歳になる年です。これはモーセの路程です。二〇〇〇年までに準備作業をすべて成しておくのです。そしてお前たちの時代には、天国が建設できるようにしてあげなくてはなりません。だから、どれだけ忙しいかというのです。それには世界的蕩減条件が要求されるのです。このような蕩減条件を立てるのに、韓国でできるでしょうか。世界を象徴するアメリカ圏に入ってこそ、世界的蕩減条件を立てることができるのです。このような蕩減条件を前にして、お前たちは後代の前にひっかからないようにしなければなりません。​

 ​そのために私は監獄に行ったのです。イエス様は十字架で亡くなられましたが、十字架上は監獄に相当します。先生が監獄に入るということは、十字架上で死んだことになります。そして、死んで復活するまでの間も、イエス様同様すべてを失ってしまったのです。イエス様は父母を失い、兄弟を失い、氏族、民族、国家、世界、及び教会までも皆失ってしまったのです。しかし、それをお父様が蕩減復帰して、皆取り戻したのです。子女を探さなくてはならないのです。全部取り戻さなくてはならなかったのです。多くの教会が先生と一つになったのです。それによって、統一教会に対して批判的であった人たちが考え方を変え、「我々が間違っていた」と悔い改めるようになったのです。​

 それで、蕩減圏を中心にして見るならば、本然の創造理想圏としてのカイン・アベル圏の伝統的基盤を打ち立てて、この恨み多い復帰摂理の最後を飾ったということは驚くべきことなのです。これをもってキリスト教文化圏を中心にして、支払うべきものはすべて清算したために、恨み多き四十年の歳月に、父母様が別れを告げることができるのです。

 思えば、僕の僕の道から始まって、養子の道、庶子の道、息子の道、そしてエバの復帰をしなくてはなりませんでした。エバの復帰、即ち、お母さん復帰の道を皆通過し、更にお父さん復帰の道を通過してから、今度は子女たちが家庭的に歩むことのできる道を開拓して来たのです。

 このように、すべての蕩減の解怨を成し終え、希望の新しい出発をすることのできる、一九四五年から四十年を越えた一九八五年八月十六日、四十一年目の初日の朝を迎えました。韓国と別れ、日本と別れてから、アメリカにいるお父さんの所に戻ってきた息子を中心にして祈祷するというこの時が、歴史的時間であるということを知らなくてはならないのです。

 三人の息子が一つに

 私は孝進に尋ねるが、これからはお父さんの代わりに、この統一家のいかなる食口にも負けないように、中心的長子の責任を果たして行かなければなりません。その誇りある位置に立って、サタン世界を神に戻すための勝利の旗を掲げることを父母様の前に誓うだろうね。

 これからお前たち三人は、興進の分まで仕事を引き受けなくてはなりません。弟である興進の代りとなって働きなさい。興進のためにするのです。それで、興進が願っているのはお前たちが一つになることです。今、お前たちが一つになれば、三人が一つになることになります。三人のうち、姉さんは女性だから他家の人と思ったら間違いです。この基盤を一緒に作らないならば、姉さんもなにもありません。三人が共に倒れるのです。

 お前たちも責任を果たさない場合は、大変な事が起きるというのです。お前たち二人がしっかりと一つになれば、弟とぴったり一つになれば、兄さんもお前の話を聞かなくてはならないのです。二人が一つになってしたことであれば、正しい時はその話に従って行かなくてはなりません。また、兄さんがどんなに一人であっても、その話が正しい時はお前たちは反対してはいけないです。
これを間違える日には、我々の家庭が亡びるのです。間違いが災いとなって襲って来る時、我々は億千万の人たちを道連れに地獄へと落ちて行くのです。

 そういう事にならないよう、お前たち二人はいつでも、お母さん、お父さんに仕えるようにしなさい。兄さんを神のような立場に立てて仕えるならば、神様も真の父母を愛するように皆さんを愛してくれます。全員がこうしなければならないのです。

 お前たち三人だけでもそのようにするならば、その次には姉さんたちや、その義兄たちも自然に一つになるに違いありません。

 ​それで、きょうは祝福された譽進、孝進、興進の三家庭を連結させるのです。家庭は息子が代表者となりますから、アジュマ(註・ここでは兄の妻をさしている)たちは下の兄弟たちの前に、代表者の妻としての教育をしなければなりません。姉さんもですよ。そのような行ないを通して我々の家庭を立てて行くのです。三人の息子だけが一つになれば、弟たちや妹の夫たちも皆付いて行きます。三人の息子はそのような重大な責任を持っているのです。​

 皆さんの守るべきことは、皆さんだけでなく、後々の後孫たちも守らなくてはなりません。真なる家庭のあり方を伝えるのです。我々の家庭に残された息子・娘は全部で十二人です。やがて祝福された十二組の家庭ができれば二十四人で、十二支派を責任持たなくてはならないのです。お前たちが十二支派の責任者とならなくてはならないのです。いずれ、世界的支派を編成しなくてはならないのですが、お前たちが内的に一つになることで外的支派が編成されるのです。

 お前たちの家庭は、もうこれからは喧嘩してはいけないというのです。今までは知らないで争ったけれども、喧嘩したらいけないんだよ。そのために伝統が必要なのです。十二歳以前は喧嘩しても構いません。また二十歳になる前は、間違ったことをしても許してもらえることができます。

 父母様の身代わりとなって

 さあ、そのような原則の下に、ここで我々の十二家庭が完全に一つになった時、祝福家庭たちを分けて、イスラエル支派編成をするのです。誰の支派、誰の支派とこれから先、この名前が皆出て来るのです。各支派は国家と世界の勝利の版図がなくしては、名前を付けることができないのです。私は無意味に名前を付けないのです。

 ですから、そのことを知って内的に固く固く結ばれなければならないのであり、統一教会全体の祝福家庭を固く固く結ばなければならないのです。もうそのようになれば、父母様を背負い、父母様のしていた仕事を代わりに担って行く皆さんとなって、「どうぞ父母様は休んでください」と言えるようにならなければなりません。

 このように、すべてのことがはかどるならば、神は世界中の祝福を集めて、お前たちの前に持って来てくださるようになるのです。それが可能な理由に、今までの外的世界が次第に崩れて行くからです。世界が統一教会の伝統と、統一教会の勢力と、統一教会のその調和に対しては注目するようになります。だから一つにならなければなりません。もし、全体が一つになれないで、自分の家庭や息子・娘のことばかりを中心とするような行為をしたならば、せっかく積み上げた物が全部崩壊してしまうというのです。それは大変なことになるというのです。

 王宮の史実を見てみると、多くの宮中秘話が隠されているのを知ります。宮中には宮女たちや後宮たちがいて、全部皆それぞれ別の紐につながって、こそこそと密談に明け暮れした結果、破綻が起きたのです。しかし、そのようなことが我々にはあり得ないのです。一つの絆に固く結ばれて、「これは秘密にしなければならない」と言えば、絶対に口外すべきではありません。お前たちは十二歳になったならば、自分の首が落ちても秘密を守らなくてはならない。絶対外部に漏らしてはいけないというのです。これは統一教会の信者たちにも忠告すべきことです。先生が、このことは秘密にしなくてはならないと注意したにもかかわらず、守ることができないことによって、複雑な問題を起しています。

 三代の一体化

 お前たち、万一全体に被害になるような問題があるとすれば、必ず報告をするのです。父母様の前に、「こういうことはどうすればいいでしょうか?」と相談をしなければなりません。「いけない。保留です。」と言えば、保留になりますよ。自由に行動してはならないのです。三代が一つにならなくてはならないのです。三代が一つになるのに、孫を中心にして決定するというのではありません。祖父からお父さん、孫までを経て決定が下されるというのです。

 それは何かというと、神様がおじいさんの位置で、アダム・エバを中心にして孫を見ることにより、縦的歴史が展開するのです。平面世界が展開するのです。お前たちもそうです。今、ここで息子・娘を持つことができなければ、地上に平面基盤がないため、彼(か)の国へ行って孤独な生活をするのです。

 家庭天国から種族を引っ掛けなければ、天国種族圏にも同席することができないため、支派の中に入ることができず、保留になるというのです。それで、仕方なく彼の国で新しい手続きをするのですよ。母方の系統を通してでも食い込んでいかなければならないのです。そんなくやしいことがどこにあるのか。それでイスラエルの歴史では、後継者がいない場合、どんな妾を迎えようが、どんなことをしてでも、後継者を立てて行かなければなりませんでした。そうした後継者を絶やさないためのすべての努力は、ある一時を迎えるための準備に他ならなかったのです。

 しかし、たとえそうであっても、複雑にからみ合った過去の諸問題を、先生の時代に至って全部整備してしまわなければなりません。きれいさっぱりと清算してから、正しい伝統を立てなければならないのです。それが皆終ったのです。

 人の前に出るときも三人が一つになるのです。分かるでしょう? お前たち三人が一つにさえなってくれれば、お父さんはどこに行っても安心なのです。お前たちが一つになっている限り、お父さんはどんなにサタン世界を歩き回ったとしても安全であると見るのです。神の姿になった気持で歩けるのです。神様が守ってくださるのです。神様が保護し給うので、父母様に対して、誰か手をつけようとしたらどうしますか。万一、そのような行動があれば、それが事故となって現れたり、惨事が繰り返し起きたりするのです。

 天国の王法

 何事も天が指導しておられます。だから、お前たちは神様に侍る生活をするのです。全体の生活は私は公開しなかったけれども、神様がいつも見ておられるので、礼法に沿った生活をしなくてはなりません。

 そうであるために、お父さんは刑務所で暮らさなくてはならない時、服を脱ぐことができなかったのです。人々は暑いからと言って体を丸出しにするが、私は肌を見せることができなかったのです。してはならない掟が多いのです。守るべき法度が多いのです。サタン世界の者がお前たちを見て、“なんと美しい女だろう。なんとかして一度抱いてみたい”という考えを持ったならば、その者は天の前に不貞罪を犯したことになるのです。だから成に出て行くなというのです。それで、王宮では周りを囲って住むのです。

 不貞は思いだけでも、神様は絶対に許されないのです。私はこの世のことを理解するけれども、神様は絶対それを許さないのです。

 霊界では、地上で独身生活をしていた男女の霊人たちが先生を待っています。彼らの数は数え切れないほどおり、数千年も先生が現れるのを待ち続けています。そういう彼らの前に立つためにも、私は法に適(かな)った行動で生活をしています。そうであるために、統一教会の誰も先生を誘引することができないのです。勝手な道を行くことができないというのです。お母様もそうであるというのです。知らない方が一番気楽です。知らない人を打ってはいけません。知らない場合は許されるからです。知らないのが一番です。

 私が知っているすべてのものを知ったならば、出る所にも出られなくなります。「今出掛けなさい」と言っても、出られないはずです。手続きが実に多いのです。手続きを知っていたとしても、不注意に越えることはできません。たくさんの制約があるため、私の行く道は自分の意思通りに行ける道ではありません。完全に式通りになっているのです。先生はそういう式を知っていますが、他の人々は知りません。

 そのように、神様の法度が、これから立てるべき法度が、この世を正しめて、険悪なこの世をきれいに整理するのに、天の法はどんぶり勘定でできているのでないということをお前たち知らなくてはなりません。分かりますか? (「はい。」)

 では、これから未来に向かって守るべき法は何でしょうか。お前たちが通過しなくてはならない、残された法は天国の王法です。お前たちに天国の王法は、未だ教えてあげられなかったのですが、この教えを受けたならば、いい加減な生活をすることはできなくなるのです。

 だから、今までのお父さんの生活がどれほど粘り強かったかということです。本当に強靭なお父さんです。監獄での生活をしながらも、その原則を守り通しました。それも、私一人で守りました。自分一人しかいないものとして考えました。監獄に数百人の人がいても一人でいると考えるのです。まるで、エデンの園のアダムのようです。

祝福家庭、特には6000双以上の家庭は1985年8月16日の「聖水式」に参加していた。
モーセが荒野で盤石を打たせてその水を飲ませられた。モーセのような盤石による「出発のための摂理」がこの時ではなかったか?! 
その後もモーセ路程ではその盤石の水を飲んだことが条件となっていたことを考えれば、
私たちももう一度この時にかえることができるのではなかろうか!!