非原理集団となったのは「カインアベル」の誤認から--FPA(UCIグループ、郭錠煥教)編 | peaceのブログ

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「天の父母様聖会」とは、政治、宗教、経済、学術、メディアなどのの壁を超えたコミュニティーです。
人類の父母である神様の元に人類が一つの家族となり、平和世界の建設という理念を掲げているのが、「天の父母様聖会」です。

これまでも家庭連合と非原理集団が分かれた背景には原理的な「カイン・アベル」の見解の相違からではないかと思われます。

今回も瞑想猫さんのブログからを例に挙げさせていただきます。

 

彼のコメント欄にはすでに私からの意見を入れていました(以下)。

ところで、

> お父様は真の家庭を成し、勝利されたのだから、本然のアベルであるご子女さまの中にアベル・カインは存在しません。そのアベルの中の長子がキーを握っています。祝福家庭(カイン)は、ご子女様(アベル)の中の長子と一体化しなければなりません.

これは三男さんブロガーが過去から挙げてきたものですが、その根拠(お父様み言)は何一つ存在しません。それどころか、2008年4月6日に真の父母様が挙行された「カインアベル儀式」については隠ぺいされているのか? あるいは、ご存じないのでしょうか。
顕進氏はカイン、国進氏はアベルでお母様に二人は絶対服従しなければならない、とされたものでした。

◆「「原理講論の主人はお母様」否定のH3(顕進氏)やH4(亨進氏)は講論の主人になれる?」
https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201909200000/
◆「お母様40歳におけるお父様のみ言--カインアベルの決め手は「K(国進氏)」?!」
https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201907140001/
◆「櫻井正美氏は原理・真相を語っているのか???」
https://plaza.rakuten.co.jp/peace3world/diary/201909110000/
----->引用開始
また、
真の子女様間にはカインアベルというものは存在しない。
もしもそれがあれば、真の子女様にも「原罪」があるということになり、
真の父母様は失敗したことになるから。
よって、アベルカインの蕩減復帰は真の家庭(長子、特にはH3)と祝福家庭から。

といった話をされていた。
FPAでは(H3は)このような原理講義をされているということか。
さらにその間の彼の話は、「H3ヨイショ」のデタラメ以外の何ものでもなかった。
​​
これまでの検証からも第四次アダムは真の子女様(H3orH4)に限ったものではなく、祝福家庭全体がそれであった。
ここで彼の説明で注記すべきは、
「真の子女様間にはカインアベルというものは存在しない。」は、果たして本当なのだろうか。

自称ルポライタイーtomy4509は、過去記事で2008年4月6日の「お母様を中心としてのカインアベル儀式」について何度も取り上げてきていた。
-----<引用終わり

peace

2022-05-27 06:24:45

瞑想猫さん他、以下動画から真の家庭においてもカインアベル(儀式)が実際にあったことの確認です。

 

カインとアベルは母を中心に一つに

10,645 回視聴 2015/09/26 

<真のお父様がお母様と顕進様、國進様に語られたみ言> 

カインとアベルが闘ったので夫であるアダムを追い出しました 

母を中心としてカインアベルとなったので 

地上を超え孝進が行った霊界にもカインアベルが一つになれなかった 

2つの世界の平衡全てアベル的興進が今まで天上世界の王になりましたが 

国家基準までは全てアベル的興進が行って全て清算しましたが、アベル圏を中心に 

これが連合して二つが一つになり、 

父母を中心にこの式をすることが、分かれたことが兄が今まで 

身勝手に愛して血統を分けて、地獄に行って血統転換、アダム血統 

カインアベルこれが全て一つになって愛して、母を中心にこの地で 

母が産んだ孝進を送れば孝進を中心に興進、孝進が霊界で統一されるのです 

これが今日の行事に結ばれたので、ここに霊肉界一つになり、地上も一つになって 

上下が逆になったことをまっすぐにしてひとつになり母を中心に行事をしてひとつになり 

今から韓国の選挙活動全て神主管圏で超えていきます 

サタンが自分たちの身勝手な心でしたいですが 

自分たち今まで罪を犯した泥棒たちが身勝手にできません 

 

2008年4月6日 真の父母の日

 

三男・顕進氏を支持される方々は「郭グループ」とも呼ばれていました。

何故そうなのか、その実際は私はよく分かりませんが、たぶん、顕進氏の義父・郭錠煥氏が祝福家庭は「養子養女文化」だと主張・主導していた(いわゆる「郭錠煥教」--養子・養女文化の教育広めた「郭錠煥教」 | peaceのブログ (ameblo.jp))からだと思われます。したがって、以下のことが平然と顕進氏支持者らでささやかれているということです。

真の子女様間にはカインアベルというものは存在しない。
もしもそれがあれば、真の子女様にも「原罪」があるということになり、
真の父母様は失敗したことになるから。
よって、アベルカインの蕩減復帰は真の家庭(長子、特には顕進氏)と祝福家庭から。

あたかも顕進氏を家庭連合やお母様が追い出したかのように「カインアベルの誤認」解釈が一つの起因となり、自らがドアを蹴っていかれたのではなかったでしょうか。

文総裁・お父様が存命中から家庭連合を出ていかれた顕進氏であり、顕進氏には何度も義父・郭錠煥氏を通してお父様の元へ来るようにと指示されていましたがそれに従わず、ついには、郭錠煥氏もお父様の元を去ったというのが、その史実です。

 

上記のように、真の家庭内であっても「カインアベル関係」はありました。

そのカインアベルが一つとなってお母様に絶対服従することでお父様の元へ行ける、原理講論には詳細が記されていなかった「メシヤのための基台」が成立していったのではなかったかと思います。ところが、

現在の家庭連合は、イエス様家庭のように、第4アダム(究極のアベル)である顯進様を祝福家庭(カイン)は異端視しています。

お母様がアベルのご子女様である長子(顯進様)に援助の手を差し伸べない(母としての使命を果たしていない)ことにより、顯進様は独立せざるを得なくなり、FPAを創立。統一家は三つに分裂してしまっている現状です。

 

(※ 瞑想猫さん記事から)

このようにして「虚偽のストーリー」から様々な誤解を生んでは、その距離を広げていったと思われます。

同じ「ワン・ファミリー・アンダー・ゴッド」を提唱しながら、何故? と思われないですか。

「ゴッディズム」・「頭翼思想」・「父母宗教」、言葉は違いますが根本理念は同じです。これまでのキリスト教が「養子養女文化」であったように、三男派の方々も「養子養女文化」(血統的にみて)漠然としたものでしかありませんでした。

 

原理講論・総序から:

全人類が、一つの真理により、一つの兄弟姉妹として、一つの目的地において、相まみえるようになるとすれば、そこにおいて築かれる世界とは、どのような世界なのであろうか。この世界こそ、悠久なる歴史を通じて、人生の両面の無知から脱却しようと身もだえしてきた人類が、その暗黒から逃れでて、新しい真理の光の中で相まみえ、一つの大家族を形成していく世界なのである。ところで、真理の目的は善を成就するところにあり、そしてまた、善の本体はすなわち神であられるがゆえに、この真理によって到達する世界は、あくまでも神を父母として侍り、人々がお互いに兄弟愛に固く結ばれて生きる、そのような世界でなければならないのである。自分一人の利益のために隣人を犠牲にするときに覚える不義な満足感よりも、その良心の呵責からくる苦痛の度合いの方がはるかに大きいということを悟るときには、決してその隣人を害することができないようになるのが人間だれしもがもつ共通の感情である。それゆえ、人間がその心の深みからわき出づる真心からの兄弟愛に包まれるときには、到底その隣人に苦痛を与えるような行動はとれないのである。まして、時間と空間とを超越して自分の一挙手一投足を見ておられる神御自身が父母となられ、互いに愛することを切望されているということを実感するはずのその社会の人間は、そのような行動をとることはできない。したがって、この新しい真理が、人類の罪悪史を清算した新しい時代において建設するはずの新世界は、罪を犯そうとしても犯すことのできない世界となるのである。今まで神を信ずる信徒たちが罪を犯すことがあったのは、実は、神に対する彼らの信仰が極めて観念的であり、実感を伴うものではなかったからである。神が存在するということを実感でとらえ、罪を犯せば人間は否応なしに地獄に引かれていかなければならないという天法を十分に知るなら、そういうところで、だれがあえて罪を犯すことができようか。罪のない世界がすなわち天国であるというならば、堕落した人間が長い歴史の期間をかけて探し求めてきたそのような世界こそ、この天国でなければならないのである。そうして、この天国は、地上に現実世界として建設されるので、地上天国と呼ばれるのである。

 

神を父母として侍り」、「時間と空間とを超越して自分の一挙手一投足を見ておられる神御自身が父母となられ、互いに愛することを切望されているということを実感するはずのその社会の人間」となったならば、人類は一つとなれないことはないはずです。そのような神様が「天の父母様」を否定される顕進氏に私たちの未来を託さるかどうか、考えてみてください。

私自身の考えは、これまでのキリスト教徒同じ人種の壁、国家の壁、まして、同じ父母から生まれた兄弟が分かれたままで壁を作っていては、真の父母様の夢の実現などできようはずもありません。

 

「地でつなくことは天でも」、まだお一人でも真の父母様を代身されるお母様がこの地上におられるこの期間がお黄金期、今しかないことを、もう一度肝に銘じてくださるようお願いします。

 

<続く、サンクチュアリの「カインアベル」誤認について>