Baqzan CREW / Bamboo's Crazy Climbing
Baqzan CREW / Bamboo's Crazy Climbing
♪Today's Music 『PSG / 愛してます 』
聴くたびに こみ上げてくる感情が 涙に変わる瞬間を実感できる
ブサイクなほどの 無償の音楽愛が美しい モダン・ソウル最高峰♫
2ndアルバム超楽しみ☆
2012年が幕を開けた
今年のキーワードは ズバリ「愛」だとおもう
対象は 人それぞれ何だっていい
ただし 生半可な愛じゃなく 狂おしいほどの愛
かまやつひろしのオークランド・ファンククラシック
『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』のリリックが
40年後のぼくらに向けた 未来への手紙のように響く
「そうさなにかにこらなくてはダメだ
狂ったようにこればこるほど
君は一人の人間として
しあわせな道を歩いているだろう」
そういえば ぼくの実家の近所の山中に
地元では有名な 伝説の大岩がある
何でも大阪城の城壁として運搬命令が出たものの
巨大過ぎてびくともしなかった
ある嵐の晩 旅人が岩のくぼみで雨をしのいでいたところ
明くる朝 向かいの田んぼに落ちて亡くなっていたらしい
何かの怒りに触れたのか ただ転がり落ちただけなのか 真偽は不明だが
数百年後の今もなお 件のくぼみには 享保〇年と文字が刻まれた石碑と
誰かが参ったローソクの跡が生々しく残る
ちょうど帰省の際 週3でジムに通っているクライミングバカの弟に聞くと
全然知らないという
「灯台もと暗し」という言葉を実感しながら
家族勢ぞろいの お雑煮を早々にかっこみ
ぼくの息子と3人で現場に向かった
新年早々 本当に大丈夫なのだろうか?
「知らぬが仏」とは まさにこのことだろう
ミステリアスな大岩に萌え 昇竜のようにグイグイよじのぼる弟に
恐れを知らない 慣習を打ち破る 新世代のパワーを感じた
後ほど 弟は「バチあたるで」との父の言葉にビビり気味だったが
大岩は 数百年以上 この瞬間を待ち望んでいたかもしれない
ぼくも 禁断の革命的瞬間に立ち会えて 本当に幸せ者だ

♪Today's Music 『Kelee Patterson / Maden Voyage 』
BLACK JAZZ RECORDSの紅一点による
チック・コリア R.T.F.ばりの 20年早すぎた
スピリュチュアル・ドラムン・ベース・ジャズ・グルーヴ♫
やわらかく しなやかに 力強く 小型高速船が旅立つ
低予算だからこその モノクロ・ポートレートジャケも最高にヒップ☆

風はなく おだやかな 12月の凛とした冷たい空気
新たな旅路への処女航海には もってこいの日だ
目の前に広がる大海原 広がる自由
地図もなく 積みかさねた 知恵と経験だけがたより
いやがおうでも膨らむ期待を胸に そろそろマストを上げようか
先日 一世紀近く生きた 97歳のおじいちゃんが昇天した
ここ最近体調を崩し 入退院を繰り返した矢先だった
最期の瞬間には立ち会えなかったけど
帰省のたび これが最期という覚悟だったんで後悔はない
自分の子供たちに囲まれ 苦しむことなく
眠るように息を引きとったらしい
与えられた生を100%燃焼し尽くしたんだろう

久々に再会した すっかりクライマーづいて体を絞った弟と お通夜の準備を

長男おじいちゃんの弟3人も 久々の結集
はるばる神戸から駆けつけた 末っ子の弟との歳の差は なんと25歳!
ほんま リアルサザエさんやで
みんな男前で えぇ顔してんなぁ~
お通夜・告別式に参列いただいた方々の顔も あまり悲壮感はなくて
「よぉ生きたなぁ~」 「よぉ頑張ったなぁ~」 と驚嘆の声に包まれてた
一本の木が 力強く幹や枝を伸ばすように
たくさんの兄弟や子孫を残し 土へと還っていくさまは凄味さえ感じた
過去から現在 そして未来は とぎれなくつながっている
おじいちゃんが生きた時間も たしかにここにある
海軍として 終戦まで約3年間 揚子江に従軍したらしい
今頃は 当時の戦友とでも ゆっくり語りあってるんかな
おじいちゃん 戦争から生きて帰ってきてくれて ほんまありがとう
この感謝の気持ち
音楽と笑いと美にあふれた 子供たちの楽しい未来へつないでいくわ
