山遊びも最高だが 街遊びも大好きだ
ただ ぼくの場合の街遊びの快楽は どうも路上に宿るみたい
そんな “路地裏の美学” を
当時ミーツ・リージョナル編集長だった
街場の大先輩 江弘毅さんに直接ぶつけたこともある
ぼくの三重の実家は 裏山に サルスベリの木が自生する位ド田舎なんだが
そんな田舎モノだからこそ見えてくる街の良さがある
山に愛された 串田孫一さん meets
街に愛された 植草甚一さん みたいな人格が われながら笑けるが
パスカルの『パンセ』でも 人間は矛盾した生き物ということを言ってるみたいで
混沌ラバーズとしては 勇気づけられるような さわやかなキモチになる
まぁ 山も街も 一つの大きな遊び場=プレイ・マウンテンと見立てなおせば
まったくあたらしい地平が見えてくる気がする
枯れた下山の思想でなく “縦走”の思想というべきか!?
そういえば 先日の火曜 休日出勤の代休やったんで
娘を保育園にあずけてから 久々に京都へと アズキ色の阪急電車に揺られた

おぉ~ カッコいい看板! 川久保イズムがビシビシ伝わってくるね!
彼女の服を愛していた 同じ大学の友達「カズコ」
勤めていた時計店を辞め 建築専門学校へ入学
同じ道のパートナーと結婚し 最近なんと1級建築士の資格を取ったようだ
これからの活躍がなんとも楽しみだが
ファッションには そんな眼には見えない力が宿っている


これもオモシロい看板やね ポーター・タンカー
とりわけ このリュックが楽しい
日本人って シンメトリー(左右対称)が好きな国民やと思うんやけど
機能がそのままデザインになった アシンメトリーな遊び心が美しい
同じ大学の友達「カオリちゃん」も愛用していて良く似あってたわ
マウンテン・ハットに ギャルソンやgのTシャツ
リーバイス505に 黒キャンバスのジャック・パーセル
そんな 女“H・F”も 江戸の出版社から独立してフリーの編集者に
カリスマお洒落古本屋 同郷の海月書林の市川慎子さんと
伝説の暮らし雑誌『いろは』を共同編集したりと
生来の好奇心に花を咲かせている

初しぐれ猿も小蓑をほしげなり 松尾芭蕉

ついにここまできましたか B.O.河原町オーパ店
平日のファッションビルの寒さといったら…
服にかぎらず モノ作りの原点を忘れた時点で
淘汰されていくのは 自然の摂理かもしれない
でもぼくは そこから芽生える あたらしい息吹きに期待したい


ものスゴイ路地裏に 行ってみたかった 『ELEPHANT FACTORY COFFEE』を発見!
街歩きってか すでにRPGの域に達している ストイックな立地がシビれる
あいにくオープンは13時のようで 他用のため 入店は次回の楽しみに
グーグル・ストリートビューでは決して覗けない ホンモノの世界
それこそ“路地裏の美学”の神髄かもしれない

ル・クロで しばしのショートブレイク
家出(ヤサグレ)バッグから取り出したのは
杉浦日向子さんの 『百日紅(さるすべり)上』
葛飾北斎 周辺の江戸文化を描いた漫画なんやけど
“人斬り”ってハナシに印象的なシーンがある
路上で腹ばいになって 江戸の街を観察している北斎
とまどう弟子の善次郎に投げた言葉がコレだ
どうだ 立って見る時と景色が違うだろう
いいか 立ってる時はコウ 地面が三で空が七
それが寝ると 地面が二で空が八だ
つまりだ 人間と犬とは別々の景色を見てるんだ


ランチタイム・ピーク後を狙い ずっと行きたかった
三条六角にある 『TRACTION bookcafe』
そびえたつ 積層合板製の本棚には オモシロそうな本がどっちゃり!
デザイン系~絵本 漫画まで オールジャンルのツボを突いたセレクトで
大竹伸朗の絵本『ジャリおじさん』 ブルータスの浮世絵特集
サバービア本2冊をよくばりピック
そういえば サバービアの橋本さんて “橋本 徹”
我らが大阪市長は “橋下 徹”
静と動のコントラストが すでにアートだ
両方 大好きな イマを生きる革命家だけど みんなは気付いてた?
ぼくは最近気付いて 思わず声を上げてしもたわ…
(ってか 気付かないマスコミって もしかしてイモ!?)


食後は 近所にある雑貨・文房具屋 『a little beaver』へと
以前の二条寺町あたりから引っ越してたんやね
店名の由来は ブラック・ミュージック好きならおなじみ
マイアミ・ソウルのプリンス 「リトル・ビーバー」が好きだから…とのこと!
ソウルやファンク ジャズやブルースまでクロスオーバーした未来の音楽は
世界中のヒップホップ・ヘッズまでトリコにするハイブリッドさ☆
そんな店名の店が 良くないワケないよね!
あいにく 本日火曜日は定休日やったけど
楽しみは 今度のおあずけやね
あ 躍動感あふれるイントロが 心から湧き出てきた…
この曲は ぼくが大好きな宝物
スティービー・ワンダー『Tuesday Heartbreak』だ♪