♪Today's Music 『在日ファンク / きず 』
ヒリヒリした サウンドとリリックから立ちのぼる
路地裏のゲットー感が ため息モノの
オリジナル極東最狂ファンク!
ぜひ “生きず”を観てみたいっす♫

■ちのはなし
文・絵 : 堀内 誠一(ほりうち せいいち) 福音館書店 1971年
平凡パンチ~アンアン~ブルータス~
空とぶじゅうたんに乗って 黄金の60年代~70年代を駆け抜けた
不世出の アート界のヒップスター✩ 堀内さんの絵本ワークス!
江戸の洒落者ADならではの 好奇心と驚きに満ちた
オールタイム・フレッシュなアートワークと
ストーリーテリングぶりには
いつも さわやかなジャブを打ちこまれるわ
地味にお洒落なのが 表紙含めて全編にわたり
“ち”の文字だけ赤色やねん!
観てて ハッと気付かされるのは
ほんま人間の体ってのは スゴイなということ
神秘的っていうか 小宇宙やね
ころんでケガをしても 自然に治っていくし
血も顕微鏡で見ると 赤血球・白血球・血小板でできてて
それぞれが まったく違った個性を持ってるんやけど
グチ一つ言わず それぞれのベストを尽くして働いている
いがみあう どこかの国の ウルサい輩の体内にも
血は流れてるハズなんやけどねぇ… どどめ色やろうけど
心臓も スマートフォンみたいに
やみくもにバージョンアップせんでも(R.I.P. S・J)
長くて100年以上! BPM60~80のドープなビートを
無意識に刻み続けるし…
きっと 心臓の鼓動と
ファンク・ミュージックや ヒップホップのジワジワ効いてくる高揚感って
深い関係があるんやろね
ぼくと同い年 デトロイト生まれの ジェイ・ディーも
最初に手にした楽器は 教会の鼓笛隊での太鼓だった
日本でいうと 屋敷豪太さんも叩いてたという 祭り太鼓のリズム
ギタリスト作家:深沢七郎さんも 鋭すぎる指摘をしてるが
きっと すべては “リズム” なんだ
ここだけの話 福音館書店の科学系の絵本って
世界的にみても かなりの“レア・グルーヴ”やで…
いわゆる“和ジャズ”みたいに 世界的な再評価がすすんで
川崎瞭や 笠井紀美子みたいに
世界中のブックディレクターやコレクターの
WANT LISTの常連になることだろう たぶん
一見最悪に見える 冬の時代を逆手にとり
ライバルのいない働きアリは コツコツえさを巣穴に運ぶんだ
では サヨナラ サヨナラ サヨナラ♪
