今回のミッションは 和歌山県新宮市を拠点として
三重県南牟婁郡紀宝町を駆けまわった
決壊した熊野川の濁流は 2階建て住宅を水没させるほど
容赦なく集落を飲みこんだ
ここまでの被害は 30年来なかったらしい
♪Today's Music 『Herbie Hancock / Actual Proof
』
静と動のリリシスト 常に処女航海を続け
革新的なサウンドを産み出す インベーダーでありイノベイター
そんなハービーの “動”Side 75年Live in Japan!
切り立った山山と 海に囲まれた 静かな街で
とても 怒り狂ったもう一つの表情は すぐには想像できない
ホテル自室にて ふと足もとを見やると サイトーウッドのゴミ箱が!
1950年代から イームズに通じるプライウッドの技術を武器に
日本のミッドセンチュリーモダンを体現するメーカーによる
日本を誇る 現代の民芸品である
バッグで言うと 吉田カバンのポーター「タンカー」てとこだろうか?
民芸というと 柳宗悦さん 河井寛次郎さんとともに民芸運動を興した
陶芸家・濱田庄司さんが エッセー「無盡藏(むじんぞう)」に
当時の生生しい息づかいや 興奮を伝える
以下の貴重なドキュメントを残してくれている
「(前略)大正十五年春、柳と河井と私とは木喰上人の日記を追って、
写真師も一緒に紀州の旅に出かけました。
あいにく、木喰佛には出会いませんでしたが、
ここも品物の蒐集にはまだほとんど手が入ってないくらいに豊富でした。
私は高野山へ登ったことがなかったので、
柳の案内で河井と三人、雪道を踏んで坂を登りました。
道々話し合った続きを宿の西禅院の一室でむしかえしているうち、
柳は一気に「時充ちて」で始まる「日本民藝美術館設立趣意書」を書きあげました。
酔って炬燵に眠ってしまった河井を起し、私達は記念すべき一夜を、
これから取るべき具体案について語り続けました。
それからは近県や、遠い地方へ、活発な蒐集旅行を次々と計画しました。」
民芸三人衆の紀州への旅は もやもやした洪水のような思考が
“民藝”という思想=眼による革命 へと結晶化するための
たしかな触媒となり得たにちがいない
(民芸運動ってめちゃオモロいで! Let's Dig!
藤原ヒロシや マルコム・マクラーレン
ヒップホップなんかが好きな人 超おススメ)
「頑張ろう東北 負けるな名取市」との横断幕を掲げる 新宮市役所
名取市とは兄弟都市なんかな?
「災害ボランティアセンター」では ボランティアの受け付けしてましたわ
関西近郊の 心ある皆様 特に夏休み中の学生の皆様
関連の報道は少ないけれど
がれき・家財道具の撤去等で 人手が足りず
まだまだ復旧のメドが立っていません
東北への想いとパワーを
我が関西の一員 和歌山へも 注入くださいますよう
帰りのくろしおの車窓に飛び込む
黒いウェットスーツを身にまとった サーファーの一団
曇天から かすかに差し込む光が 銀色に反射する
うねりの少ない波間に ただただ浮いていた
つくづく 三重南部~和歌山東部の
太平洋側の未開のポテンシャルを実感した旅でした
ぼくも 結婚以来してないサーフィン 久久にしたいなぁ


