学校の作文のようなタイトルですが

あえて今回はそうしてみました。



少し、振り返ります。


確か小学6年の3学期、

座右の銘を授業参観で発表する

というのがありました。



私は内心「めんどくさいなぁ不満

と思っていました。

本当にそういう子でした。





子供の頃は忙しかった。


親の目を伺いながら

行きたくもない習い事や塾に

奔走しておりました。



毎日、体力を使って

知らず知らずのうちに

心はすり減っていた

と思います。



性格は今でもそうだけど←

まじめな努力家です。



座右の銘は表向きの自分

というか

その当時の自分の中では

新しい言葉だった

「なせばなる」にしました。



この語源は

「為せば成る なさねばならぬ 何事も

成らぬは人の 為さぬなりけり」

というものです。



簡単に言うと「やったらできる」



「意志を持って行動すれば

何事も達成に向かう」


「強い意志を持って実行すれば

成し遂げることができる」


そういう意味合いの言葉。



江戸時代のとある藩主が、次期藩主に

贈った言葉なんだそうです(へえー)。



別に嘘ではなかったし

本当にそうだと思うし

12年の経験のうちで

そう感じたから、自分は

その言葉を選んだと思う。


それが思い浮かんだから

素直にそれに決めたと思う。


だけど本当は、

頑張りすぎたら

疲れる事も知っていました。




本番。 年頃の私は

「何を格好つけてるんだろ」

「本当は違うんだけどな」

「座右の銘って何なんだろ」

「私の生きる指針って‥?」


そんなことを考えながら

かなり複雑な心境で

発表した事を覚えています。


中途半端に

発表してしまった気がして

あまり思い出したくない。


あれで良かったのか?と

大人になった今も

気にしてるわけです真顔






時は過ぎ。

あれから30年近く経った今。



現在の自分が好きな言葉を

発表したいと思います。


やり直し、ではないですが

発表させていただきます。







「日々是好日」







これです。





禅語らしくて、日日是好日

とも書きます。



読み方は

「にちにちこれこうじつ」だけど

一般的には「ひびこれこうじつ」

と呼ばれたりするようです。



私もそう読んでいます。



言葉の意味は、

「どんな日でも前向きに捉えよう。見方を変えれば辛い日も良い日になりうる。一日一日を大切に。」




私はそう捉えています。






しんどくないでしょ。





少し前を向こう。


のんびりいこうよ。



なんてことない日も

考え方や感じ方によっては

いい日になるんだよ。




そう語りかけられてるようで

大好きな言葉です。





明日はきっといい日になる〜♩

ってCM曲ありましたねにっこり




あんな感じ?

背中を押されるというか。




あの当時はこの言葉を

まだ知らなかったね。


今の私なら

この言葉を発表するよにっこり





過去の私へ。


よく頑張って発表した。

でも頑張りすぎないで。


座右の銘なんて

なくたって大丈夫。


普通にしてたら

生きていけるからね。




これまでも。

これからも。