蓼科の小津安二郎記念館・無藝荘

長野県茅野市にある蓼科高原は、映画監督小津安二郎が晩年を過ごした地です。無藝荘は小津が仕事場兼別荘として1956年に建てた山荘で、現在は小津安二郎記念館として一般公開されています。

 

無藝荘は、茅葺き屋根、白壁、黒い縁側が特徴的な和風建築です。内部は、小津が実際に使用していた書斎、寝室、応接間などが公開されています。書斎には、小津が愛用していた万年筆や眼鏡、映画の台本などが展示されています。

 

また、無藝荘の庭には、小津が愛した八ヶ岳や蓼科山の美しい景色を眺めることができます。

 

小津安二郎記念館・無藝荘は、小津ファンはもちろん、日本の映画文化に興味がある人にとって必見のスポットです。

 

開館時間

  • 4月~11月:10:00~17:00
  • 12月~3月:10:00~16:00

休館日

  • 月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 12月~3月の火曜日
  • 年末年始

 

アクセス

  • JR茅野駅からバスで約50分
  • 中央自動車道諏訪南ICから車で約30分

駐車場

  • あり(無料)

 

周辺観光

  • 蓼科高原美術館
  • 蓼科湖
  • 蓼科牧場
  • 八ヶ岳ロープウェイ

宿泊

  • 蓼科高原には、ホテル、旅館、ペンションなど、様々な宿泊施設があります。

蓼科の小津安二郎記念館・無藝荘を訪れる際の注意点

  • 無藝荘は、山間部にあるため、夏でも朝晩は冷え込むことがあります。長袖の服装を持参することをおすすめします。
  • 無藝荘は、茅葺き屋根の古民家です。靴を脱いで見学する必要があります。
  • 無藝荘は、静かな環境にあります。大声で話したり、周囲の迷惑になる行為は控えましょう。

蓼科の小津安二郎記念館・無藝荘は、小津安二郎の足跡をたどることができる貴重な場所です。美しい自然に囲まれた無藝荘で、小津映画の世界観を味わってみてはいかがでしょうか。