タイトルからすると「こいつ遂に壊れたか」とい言うタイトルですが最後まで読めば繋がりますのでご安心を(笑)

 

eggがWebで復活する件に関してオリコンニュースになった。

渋谷カルチャーを謳うきっかけのコンテンツが復活するとの事で嬉しい限り。

 

https://www.oricon.co.jp/special/50766/

 

 

かつての渋谷レジェンドとして(照)対談も予定しています。

 

俺自身からのポイントとしては一番初めに誰を立てるか?


ギャルカルチャーって俺が知っている限りで話せば90年代前期にサーファー×クラブへ通う女の子のミクスチャーが世間で言うギャルの元になった。(もっと下ればLAやハワイのロコガールのミクスチャーが元)

当時のギャルはサーファーベースだった為、全員肌が小麦色、海で痛んだ髪はナチュラルに茶髪で服装もメイクもケバくなかった。

 

その時代の少し後(95年)に“ソロで”安室奈美恵さんがデビュー。

翌年96年に木村拓哉さん主演の「Long Vacation」が大ヒット。

「久保田利伸with NAOMI CAMPBELL」が主題歌を歌った「La La La Love Song」も大ヒット。

ドラマも大流行して主題歌も大ヒットして注目されたNAOMI CAMPBELL(ナオミキャンベル)

ナオミキャンベルとは何ぞや?でスーパーモデルの存在を日本のギャルが知る。

そこで安室奈美恵さんがベースにナオミキャンベルのスーパーモデルのアレンジが加わって肌が黒くなり目の周りが白いメイクになって行った。

身長が足りない部分は厚底ブーツで補った。

当時は「LOVE BOAT」「me jane」等の数店舗しかギャルブランドが入っていなかった「渋谷109」が目を付けて追従してギャルの館へ改装を始める。

今の世の中「渋谷109」がギャルを作った風潮になってけど厳密に言えば0→1にしたのは渋谷センター街、池袋サンシャイン通り(通称サンドウ)に溜まっていたギャル達で1→10にしたのが109

そこ時代の後に出て来たのが俺達世代97年~99年に高校生だった世代で東京出身者が極端に少なく神奈川、千葉、埼玉(俺も埼玉)が中心だった。

この最先端では無く少しダサい神奈川、千葉、埼玉の面子達の“真似しやすさ”が読者に受けてeggが大ヒット。

 

その後、109ショップ店員が注目されるようになり「カリスマ店員」と言う言葉が生まれたけどカリスマ店員の元祖は「me jane」で当時「me janeのSHOP店員」って、だけで凄くもてはやされた。

 

その後にギャルのやり過ぎたVerがゴングロのようなキャラが強めなギャルが登場。

ギャルと言えばド派手なメイクにド派手な服と言う世間のイメージがついたのは、この時代(2000年以降)からでTVに映るようなギャルは実際渋谷で見る事は滅多と無くギャルが仮装のような“キワモノ”になって行った。

 

話が長くなったけど上記の通り、どの時代もアンテナ高い人が注目しているのは海外セレブが根源だと個人的見解。

 

そして、この海外セレブを上手く取り込んで、分かりやすく読者へ落とし込めるような女の子で少しダサくいんだけども頑張っていて人を引き寄せてキャラが被りそうで被らない女の子が2名~3名位で同じ方向へ向けばギャル雑誌は出来る。

 

だけど大人の欲が入ると若い子の芽を摘む事になるかな。。。

 

カルチャーが出来る時って共通していて先人が居なくて大人もどう指示して良いか分からない。

大人はどうして良いか分からないから若い子達へ自由にやらせるしか無くなる。

過去の経験で失敗した大人達は(俺もだけど)大胆な行動が出来ず成功例、失敗しない例を元に指示を出すから若い子達の怖いもの知らずの行動にヒヤヒヤ。

だけど、そこからカルチャー(新しい物)生まれるからね。

 

絶対に。

 

北九州のド派手な成人式が毎年話題になるけども、この風習も2人の男の子から始まったと言われているからね。

 

だから一番初めに誰を立てるかは超重要。

 

最後に会社でも言える事だけどM&Aされるような中小企業って大企業が「リスクが高い」「前例が無いから回収が見込めない」「人手不足」「上司の許可を得るのが面倒」「上の許可認証が遅い」等の理由で大企業が出来ない事を中小企業が実行してプロトタイプを作ったから買収、合併され巨万の富を得る事が多い。

 

大人たちの居心地の良さ、立場を守る為、大人の都合で若い子、才能ある人の芽を摘むのは個人的にはクソくらえと思ってる。

 

良い環境だけを与えてあげる大人こそ、大なり小なり後世に伝えられる偉人になるんじゃ無いかな。

 

 

「全てのギャル男の生みの親」アラフォー男より投稿。